年間7万人が家族の介護で仕事を辞めているそうです。
企業は貴重な戦力を、社員は仕事と収入を失うことになる「介護離職」。
防ぐポイントは何なのでしょうか?
「介護の相談を受けたら、まず悩みをしっかり傾聴すること」だそうです。
勤務などへの希望をよく聞き取り、「一緒に考える姿勢が大切」。
「残業は無理」との一方的な決めつけや、自分の経験を基に解決策を示すことはダメです。
家族構成、介護への考え方は皆ちがいます。
安易な決めつけは反発や不信を招きます。
会社がすべきは、「介護離職をさせない会社だ」と示すことと、申し出があった場合に休みを取らせるなど勤務上の配慮をすることです。
介護保険や支援策に詳しい地域の公的な相談窓口、地域包括支援センターへ相談を促すのも手です。
会社はまず、相談してくれたことへの感謝を伝えます。
相談する人の不安を解きほぐすことで、信頼関係ができ、意思疎通が図れ、介護と仕事の両立につながることでしょう。
「相談に 傾聴一緒に 考えて」
アイゼン、心の俳句・・・。