STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

在宅ケアラーと地域をつなぐ

自宅で高齢者や障害者らを介護しているケアラー(介護者)に、地域とつながるためのグッズを届ける取り組みがあるようです。

 

コロナ禍で外出がままならない中、ケアラーは悩みを一人で抱え、孤立しがちです。

 

殺人や心中という最悪の事態に至らないよう、ケアラーとつながる第一歩になると期待を寄せています。

 

 

介護者の自分がコロナになったら、要介護の家族はどうなるのか、などの介護者からの切実な相談を受けて、東京にあるNPO法人アラジンがケアラーつながりセットを作成したそうです。

 

要介護の状態やかかりつけ医などの情報を書いておくノートや介護者が倒れた時に備え、要介護者の名前や連絡先などを記しておけるようになっています。

 

 

心身の不調を抱えながらも「何とかなる」と一人で頑張り、どこにもつながろうとしない人へ手助けになる情報を届けたいと、アラジンの担当者は考えたようです。

 

 

ケアラー自身の精神的負担・ストレスが増しています。

 

そもそも介護者はケアマネージャーから聞かれない限り、自身の不調を訴えようとしないようです。

 

さらに今は「体調が悪い」といいづらく、デイサービスやショートステイも使いにくくなって介護できるのは自分しかいないと思いがちだそうです。

 

 

包括も介護者支援への理解を深め各団体と介護者との橋渡し役が増えればと思います。

 

 

 

「ケアラーと 地域をつなぐ 機会かな」

アイゼン、心の俳句・・・。

悩みを話せるケアマネさん

前回のブログ(8/17)で、実母の怪我についてお話させて頂きました。

 

高次性機能障害なのか、日に日に状況が変わり、知的な機能障害(認知症)のような症状が強くなってきました。

 

担当ケアマネージャーさんに相談すると、親身に話を聞いてくださり、我々家族はすごく安心します。

 

認知症ケアで重要な役割を担うのがケアマネージャーです。

しかし、ケアマネージャーの個性や経験はそれぞれ違います。

ケアマネージャーは支援対象となる家族が千差万別であり、個別性があることを心得ていることが必要です。

 

どういうケアマネージャーが良いのでしょうか?

それは、自分の悩みを話したくなる人ならきっと相性が合うと思います。

 

では、悩みを話したくなるケアマネージャーは、どんな人でしょう?

家族の状況に加えて、介護者の人生にはどんな背景があるのか、家族の人たちはどんな人生を送り、どのような関係性を築いてきたのかといったことに関心を向けてくれる人ではないでしょうか。

 

私たちは、自分に関心を向けてくれる人に対して話をしたくなるものです。

それは、介護や医療の現場だけでなく、学校や会社でも同じです。

 

近くに「悩みを話したくなる人」はいませんか?

その人はきっと、あなたの話に耳を傾けてくれるでしょう。

 

 

「探してみて 悩みを話せる 人たちを」
アイゼン、心の俳句・・・。

在宅勤務が 親孝行の機会に

私事です・・・。

先日、実母が散歩から帰ると、熱中症になりかけ、玄関の前で倒れたそうです。

気を失ない後ろに倒れ、頭を強打しました。

 

検査の結果、外傷性くも膜下出血、脳挫傷、頭骨骨折でした。

1週間の入院を経て、自宅に戻ってきましたが、高齢の母の筋力は一気に落ち、介助がないと、日常生活に支障がでるようになってしまいました。

 

コロナ禍で私はテレワークの時間が増え、時間の調整がしやすい事と、比較的実家の近くに住んでおりますので、お風呂、買い物、料理の手伝いに通っています。

 

テレワークが親孝行のチャンスになるとは思いませんでした。

私たちが今、自立して健康に生活できるのは、大切に育ててくれた人のおかげです。

 

超高齢化の時代、親の介護が必要な人は増えていきます。

企業がそんな社員に対して、テレワークを勧めてくれることを願っています。

 

「在宅も 親孝行の 機会かな」
アイゼン、心の俳句・・・。

変わらない部分を見て

私たちの心の中には、若くて健康だった頃の親や配偶者のイメージがあります。

 

「内的対象」と呼ばれる、いわば心の家族です。

認知症の症状で物忘れが増えたり、人格が変わったりすると、そのイメージは変化しますが、介護者はなかなか受け入れられず、戸惑います。

 

つらいのは介護そのものではなく、以前の家族がいなくなってしまったことと話す介護者は少なくないようです。

 

もともと相手に対して良いイメージを抱いている介護者ほど、イメージの喪失に苦しむことが多いようです。

 

家族が認知症になると、変わっていく部分に関心が向きがちですが、変わらない部分も必ずあります。

変わらない部分に目を向けてください。

きっと、家族の温かい歴史があるはずです。

 

 

「見直して 変わらぬ部分 きっとある」
アイゼン、心の俳句・・・。

夏季休暇のお知らせ 2021

お客様各位 

誠に勝手ながら8月12日(木)~15日(日)まで、お休みを頂きます。

大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

また、休み中でも電話やメールでのお問合せをお受け致しております。

ご相談下さいませ。

 

歯周病は万病のもと!?

日本人の成人の8割がかかっているとされる歯周病。

 

一見無関係に思えますが、糖尿病を患っていると歯周病になりやすく、反対に歯周病だと糖尿病が悪化しやすいことが分かってきています。

 

歯周病は他にもさまざまな疾患を引き起こす可能性があり、認知症との関係も指摘されています。

 

さらに歯周病菌は、唾液や食べ物と一緒に気管に入って肺に感染すると誤嚥性肺炎の原因にもなります。

腎臓病や早産との関わりも指摘されるなど全身の病気に影響するようです。

 

口は病気の入り口。

歯を綺麗にすることで、万病を予防できそうですね。

 

「検診し 万病のもとを 防ぎましょう」
アイゼン、心の俳句・・・。

 

患者も参加の認知症教室

国立長寿医療研究センターもの忘れセンター(愛知県大府市)は、認知症の人とその家族がペアで参加する認知症教室のプログラムを作ったそうです。

 

通常は家族介護者だけが対象で、患者を含めたプログラムは珍しいといいます。

 

認知症の症状改善などの効果を調べるため、受講するペアと、しないペアに分けた大規模な比較研究をしているそうです。

 

参加されたAさんの夫は、認知症の症状が現れ要介護1。

認知症教室で音楽を使ったプログラムに参加。

多くの質問に積極的に答え、最後に感想や気づいたことをノートにしっかりした字で書きこんだといいます。

夫は何も書けないと思っていたAさんは、驚きと喜びを感じたそうです。

 

これは、「心理社会的介入プログラム」と呼ばれ、成人学習の理論などを応用したものだそうです。

様々な職種の専門家が多様なメニューと関与を行います。

単なる座学ではなく、参加者の要望や現場のスタッフの意見を基に、クイズや音楽エクササイズ、笑いヨガなど、参加者が主体的に参加できる活動系の内容を中心にしているそうです。

 

去年の実績では、ほかのペアがいることが刺激になって患者の意識が高まり、最初は「楽しかった」と単語を並べるだけだったのが

文章を書けるようになったり、表情が前より柔らかくなったりしたそうです。

 

これからも、比較研究で効果を実証して欲しいものですね。

 

 

「教室で 家族と取り組み 意欲刺激」
アイゼン、心の俳句・・・。

「摂食嚥下関連医療資源マップ」

梅雨時に頭痛を訴える人が多いとの新聞記事がありました。

 

原因は、雨を降らせる低気圧が、次々に通過することによる気圧の変化だそうです。

気圧の低下は、血管や内臓などの働きをコントロールする自律神経の乱れを招くそうです。

 

興奮時に優位になる交感神経が過剰に活発化。

血管が収縮して血流が悪くなり、肩こり、首こりなどが生じる、これが頭痛の一因だそうです。

 

痛みそのものが交感神経を興奮させ、さらに血行が悪くなって痛みが増してしまうという具合だそうです。

 

マッサージなどで上手に不調を乗り切りましょう!!

新聞に載っていた、

「くるくる耳マッサージ」をご紹介

 

 

①親指と人指し指で両耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつひっぱる

②耳を軽く横にひっぱりながら、後ろに5回ゆっくり回す

③耳をたたむように折り曲げて5秒保つ

④手のひらで両耳を覆い、円を描くようにゆっくり5回まわす

 

気になる方は、取り組んでみてはいかがでしょうか?

 

「梅雨時の つらい頭痛を 吹き飛ばせ」
アイゼン、心の俳句・・・。

嚥下障害の外食をサポート

脳卒中や事故の後遺症、高齢のため、食べ物をうまくのみ込めない「摂食嚥下障害」。

 

東京医科歯科大学大学院のグループが障害に悩む人に外食や旅を楽しんでもらおうと、とろみを付けるなど飲み込みやすい食事を提供できる飲食店をまとめたリストを作り、インターネットに公開しています。

 

リストには現在、東京・愛知・三重など27都道府県の約70店舗・施設などが名を連ねます。

飲み込む力に応じ、食材や調理の形状を変えるなど可能な対応やバリアフリーかどうかなどを記載、対応できる飲食店が自ら登記します。

 

患者や家族は事前に店側に連絡。

飲み込むことができる食材や料理の柔らかさや形状などを店に伝え、予約して利用します。

 

気になる方は

 

「摂食嚥下関連医療資源マップ」

 

で検索してみてはいかがでしょうか?

 

 

「外食の 不安を解消 家族時間」
アイゼン、心の俳句・・・。

とろみ付き自販機

飲み物にとろみを付けられる機能を備えたカップ式自動販売機が、愛知県の大府市役所にあるそうです。

 

とろみを加えるボタンを配置し、「薄い」「中間」「濃い」の三段階から選べるのが特徴です。

飲料はコーヒーやココア、お茶など15種類を提供しています。

 

とろみを加えると、通常のカップ式販売機に比べ、10~15秒待ち時間がかかるそうです。

販売機は、高齢などで飲み込む力が低下した人の誤嚥や窒息を防ぐ目的で、全国の医療機関や福祉施設での設置が進んでいるようです。

 

それぞれの飲み込む力や味覚に合った一杯を手軽に飲めるだけでなく、手作業でとろみを付けている職員の負担軽減も期待されそうです。

 

 

「とろみ付け 誤嚥防止の 自販機だ」
アイゼン、心の俳句・・・。

介護者の身になり助けを

普段、介護に関わっていない親族は罪悪感や不安から「何かしてあげないといけない」と考え、いろんな行動にでたり、口を出したりしがちです。

 

ですが、介護を中心的に担っている側からすると「そんなことはわかっている」「今さらそんなことをされても・・・」という気持ちになることが多いでしょう。

 

家族介護はほとんどの場合、負担が一人に集中しています。

そして、介護する人、される人の関係性が強くなればなるほど、ほかのメンバーは介護から離れていきます。

 

介護に関する知識や、介護を受ける人の現在の状態など、情報の差が大きくなるのは当然です。

たとえ悪気がなくても、介護者以外のメンバーは介護者に「余計なおせっかい」をしてしまいがちなのです。

 

少しでも介護者の力になるには、どうすればいいでしょうか?

介護者に敬意を払い、話をしっかりと聞くことです。

 

介護について誰よりも理解しているのは、介護者です。

知ったかぶりをして、上から目線であれこれとアドバイスしてはいけません。

 

介護者が何に困っているのかを理解した上で、自分に何ができるのかを考えましょう。

 

 

「介護者の 身になり助けを 考える」
アイゼン、心の俳句・・・。

手書きの手紙を書いてみる

パソコンやスマートフォンが普及している今日、手書きの文字を見て温かい気持ちになりませんか?

 

認知症になると、文章を理解する能力が低下しがちです。

でも、手書きの文字が記憶や温かい感情を呼び起こすことがあるようです。

手紙というアナログ伝達には、デジタル伝達にはない多くの意味があります。

 

手書きの文字には家族の思い出が詰まっています。

私たちが書いている文字は、小学生の時に両親に見せていたノートや、夫や妻と恋人同士だった頃に交換した手紙の文字です。

「認知症だから文字を読めないだろう」と諦めている人もいるでしょうが、「手紙をもらったという体験」が大切なのです。

 

コロナ禍で施設や病院での面会が制限されています。

こんな時代だからこそ、手書きの手紙を送りましょう。

書くことは私たちの心の整理にも役立ちます。

 

両親と過ごした幼い頃、妻や夫と出会った若い頃のことを、手紙に書いて思い出してみましょう。

 

 

「手紙には 気持ち温か 手書き文字」
アイゼン、心の俳句・・・。

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