STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

認知症の行方不明者について

高齢化に伴い、認知症が原因で行方不明になる人が増えているそうです。

 

認知症の人は目的を持って出かけても、何をしに来たかを忘れがちです。

今いる場所も分からなくなって不安になり、むやみに歩き回るうちに道に迷うことが多いのです。

 

警察庁によると、全国で一昨年、認知症が原因で行方不明になった人は1万7千479人。

統計を取り始めた2012年の2倍近くに膨らんでいるそうです。

 

 

私にもこんな経験があります。

 

6~7年程前の夏、深夜2時頃家で窓を開けて寝ていると、外から女性の声が聞こえてきました。

窓からのぞいてみると、高齢の女性が、パジャマ姿のはだしで「痛い・・・痛い・・・」と言いながら、歩いています。

 

警察に電話し、警察官が到着するまで、声掛けの基本、

〇驚かせない

〇急がせない

〇自尊心を傷つけない

をもとに、そっと後ろをついて見守っていました。

 

その後、無事に警察官と会いパトカーに乗っていかれました。

 

認知症の人の家族は、近所の人やお店の人が顔を覚え、日頃から見守りに協力してもらえるようにするといいですね。

地域全体で認知症の人と家族を支えていく体制作りが不可欠です。

 

「行方不明 住民連携 声掛けも」
アイゼン、心の俳句・・・。

認知症リスク高める難聴

75歳以上の約半数が悩んでいるとされる加齢が原因の難聴。

近年、認知症のリスクを高めることが分かり、「聞こえ」の重要性が注目されています。

 

根本的な治療法はないようですが、補聴器を使えば、生活の質は上がります。

「年のせい」で済まさず、適切なタイミングで使い始めることが大切です。

 

 

認知症との関係が注目されたのは、2011年、アメリカで約600人に対して行われた研究だそうです。

難聴のない人に比べ、認知症発症の割合は軽度難聴で2倍、中等度難聴では3倍だそうで、「難聴は認知症の最大危険因子」とされたようです。

 

音の刺激が減って脳の働きが弱まることが、理由の一つ。

聞き間違いが増えるなどすることで、人との交わりを避け、孤立していくといった影響も考えられています。

 

聴力の衰えを感じたら、早めに耳鼻咽喉科を受診することが大切です。

快適な「聞こえ」を長く維持したいものですね。

 

「快適な 聞こえを長く 維持しよう 」
アイゼン、心の俳句・・・。

明けましておめでとうございます 2021

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

大晦日の昨日は、すき焼き&カニ鍋をしました。

 

 

外出できないぶん、家で贅沢を。

 

そして、ゆっくり新年を迎えています。

私の今年の目標は、「健康」です。
何を当たり前のことを・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、健康でなければ、仕事も趣味も何も手につかなくなります。

健康維持のために続けているランニングをがんばり続け、昨年中止になったマラソン大会に出場したいと思っています。

皆様にとって、素晴らしい一年になりますことを、心よりお祈り申し上げます。

日光を浴びて心を安定

新型コロナウィルスの新規感染者は、日に日に増加しています。
そのため、外出する機会が減り散歩する人が減ったような気がします。
感染リスクを減らすことは重要ですが、外出を控えて日光を浴びずにいると、私たちの心にはさまざまな不調が生じてきます。

 

例えば、季節性感情障害という病気は日照時間が短くなる秋ごろに憂鬱になったり、気分が晴れなくなったりするうつ病で、季節性うつ病、冬季うつ病とも呼ばれます。

 

季節性感情障害の患者に対しては、「光線療法」という明るい光を当てる治療を行うことがあるそうです。
そして、この光線治療は認知症患者にも有効なことが報告されています。

 

私たちには、日中に活動し、夜になると眠りにつく体内時計がありますが、認知症になるとリズムが乱れ、夜間に感情が不安定になったり、日中にうとうとしたりします。

 

こうした認知症患者に光線治療を行うことで、行動が改善し、転倒リスクも減ることが認められています。

 

光線治療とまでいかなくても、朝日を浴びながら、家族で一緒に散歩することはできると思います。
意識して日光に当たりましょう。

 

今年のブログは本日までとなります。
コロナに負けず、ゆったりとした年末をお過ごしください。

 

「日光を 浴びて心身 安定に」
アイゼン、心の俳句…。

ダブルケアについて

育児と親の介護を同時に担う「ダブルケア」。
全国で推計約25万人いるとされ、対策が求められる中、当事者同士が悩みを語り合う
「ダブルケアカフェ」コーヒーを開いたり、行政が相談窓口を設けたりするなど、支援の輪が広がりつつあります。
少子化と晩産化、高齢化などが進み、兄弟が少ないことなどを背景に、介護と育児を同時に担わなければいけない人が増えているようです。

 

ですが、認知度はまだ低く、行政の窓口も、子育てと介護が別々になっているケースがほとんどです。
十分に悩みを聞いてもらえる場がなく、一人で抱え込む当事者も少なくないようです。

 

ダブルケアは虐待に発展するほど追い詰められるケースもあり、家族構成の把握も含め、行政の支援は不可欠になっていくでしょう。

「相談し 悩み共有 負担減」
アイゼン、心の俳句…。

認知症予防の食べ物は?

「何を食べたら認知症にならないのか?」
両親と、こんな会話が増えました。

 

65歳以上の高齢者を追跡調査したアメリカの研究では、アルツハイマー病の発症と食生活の関係が明確になったそうです。
それによると、ナッツ、魚、トマト、アブラナ科の野菜、鶏肉、果物などの摂取量が多かったそうです。

 

また、アマニ油やえごま油に含まれるαリノレン酸、青魚やカニ、貝類に豊富なドコサヘキサエン酸(DHA)、EPAといった「オメガ3脂肪酸」は、アルツハイマー病を予防する代表格として知られています。

 

老化や動脈硬化を防ぐ「抗酸化物質」も注目されています。
認知症の発症率が少ない国として有名なフランスとインドですが、フランスでよく飲まれる赤ワインは抗酸化物質のポリフェノールが豊富です。
インド人が日常的に食べているカレーにも、ターメリックという抗酸化物質が含まれています。

 

ただ!!、認知症予防に良いからといって、飲みすぎや食べすぎは禁物です。
適量を心掛け、食生活に取り入れましょう!

「予防には 適量摂取が 一番だ」
アイゼン、心の俳句…。

年末年始のお知らせ2020~21

あっという間に12月半ばです。
昨年の今頃、まさかこんな年になるとは思いませんでした。
今の状況だと、来年もしばらくこのような状況が続くと予想されます。

 

現代社会は、一人でもある程度充実した暮らしができる便利な社会です。
ただ、便利だけでは得られないのが、人との交流によって得られるものです。
誰かとつながっている感覚とか、いざという時に気が付いてもらえる安心感などです。

 

コロナ禍でのステイホームは、現役世代にとって、老後生活の予行演習のようなものになった気がします。
この先コロナ禍が収まった時、もっと楽しい日々がきっとやってくるはずです。
希望を持って新年を迎えたいものですね。

 

さて、年末年始のお休みを、下記の通り頂きます。
12月28日(月)~1月5日(火)

 

よろしくお願い申し上げます。

また、休み中でも電話やメールでの問い合わせをお受けしております。
返事が遅くなる場合もございますが、お気軽にご相談下さいませ。

運転免許について

国の運用基準では、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)、レビー小体型認知症と診断されると、その段階で免許が取り消されることになっているそうです。

一口に認知症といっても、認知機能や記憶機能には個人差があります。
早期の認知症症状が出ていても、安全に運転できる人もいます。

 

でも、現在の基準では、認知症という診断名がつくと、その程度や状態に関係なく、免許取り消しになってしまうそうです。

 

認知症の人が重大な事故を起こしていることは事実です。
でも、病名だけで一律で判断してしまうのも問題だと思います。

 

公共交通機関が不便で、車が生活の足になっている地方の高齢者にとって、免許取り消しは死活問題となるからです。
どこにも出かけられなくなり、自宅に引きこもることで症状がさらに悪化すれば、家族の負担もより大きなものになります。

 

認知症と運転の問題はとても難しく、答えはすぐに出てきません。
でも、とても重要なことです!!
どうすればいいか、みんなで考えていく必要があります。

 

「課題あり 免許取り消し 深刻だ」
アイゼン、心の俳句…。

人権週間 2020

毎年12月4日~10日まで、人権週間です。
下のポスターは、今年の愛知県の人権ポスターです

メインポスターの他に、今年は6つの個別テーマのポスターと動画が作成されています。
その中に「感染症患者の人権」というテーマが設定されています。
そのキーワードが「恐ろしいのは、ウィルスだけではありません」です。
新型コロナウィルスによる感染症は「3つの感染症の顔」があり、これらが「負のスパイラル」としてつながることで、さらなる感染の拡大につながると言われています。

 

●第1の感染症の顔 
 病気そのもの
●第2の感染症の顔
 不安と恐れ
●第3の感染症の顔
 嫌悪・偏見・差別

 

咳や発熱などの症状があると、偏見や差別が怖くて、報告や受診をためらい、結果として感染を広めるということになります。
本来、恐ろしい敵はウィルスであるはずなのに、いつの間にか、感染した人や可能性のある人に敵をすり替えてしまうのです。

 

未知の感染症に対する不安などから、感染者や感染の疑いのある人への嫌悪感が生まれ、深刻な人権侵害が起き、感染対策や社会や経済の活動にも負の影響が出ているとされています。

 

新型コロナウィルス感染症は誰もが感染する可能性があります。
そのことに気づき、見えない敵であるウィルスへの不安や恐れを感じたときこそ、冷静に考えることが大切です。

遺伝リスクより生活習慣

認知症は遺伝するのでしょうか?

 

認知症介護を経験することで、「自分も認知症になるのでは」という不安を抱く人は少なくないそうです。
アルツハイマー型認知症には遺伝が関係することが知られています。

日本人の10~15%は認知症になりやすい遺伝子を持っているとされ、持っていない人に比べると、3~5倍ほど認知症になる可能性が高まると言われているそうです。

 

英国では、生活スタイルと認知症の関わりについての調査結果が昨年報告されました。
その結果、禁煙や健康な食事、運動などの生活スタイルを続けることが認知症の発病を抑えることにつながったそうです。

 

人生の早い段階で好ましい生活スタイルを身につければ、糖尿病や脳卒中、心臓病など多くの病気の予防にもなります。
将来のリスクを抑えるためにも、あらためて生活を見直しましょう。

「遺伝より 生活習慣 気をつけよう」
アイゼン、心の俳句…。

本当に必要な薬なのか

老健施設で働いている方から、患者さんの薬の内容や服用の仕方に問題があるケースが少なくないという話を聞きます。

 

特に認知症患者は、薬を過剰に処方されていることが多く、90歳近い人が一日に30錠ほど飲んでいることもあるそうです。

 

複数の医院から同じような胃薬をだされていることもありますし、時間も場所も分からないほど認知症が進んだ人が、効果を見込めない、進行を抑える薬を飲み続けていることもあります。
ふらつきや筋弛緩が強く出る薬を飲み、転倒リスクが高まっている人もいるそうです。

 

治療を始めた当初は必要な薬だったのでしょう。
しかし、認知症が進んで環境や介護の状況が変わったら、その薬を飲み続けなければいけないのか、考えてみることが大切です。

 

今、患者さんが飲んでいる薬は本当に必要でしょうか?
飲む時間は適切でしょうか?
もう一度、医師や看護師、施設職員、家族で情報を共有し、確認してみてください。

「もう一度 服用確認 してみよう」
アイゼン、心の俳句…。

新聞に掲載②(11月17日)

昨日11月17日(火)毎日新聞朝刊の愛知版(21ページ)に、アイゼンの広告を掲載させて頂いています。

そして、生前整理の特集記事「人生100年時代」の生き方(後編)という記事が載っていますので、ご紹介します。

 

1エンディングノートを利用して、情報と財産を整理しよう
医療情報…健康状態、服用している薬、かかりつけの病院、医師など
資産情報…預貯金、金融機関(口座番号など)、不動産、株式や投資信託、貴金属や美術品など
契約情報…生命保険、損害保険、年金、ローン、クレジットカードの情報
終活情報…葬儀、お墓、介護、終末治療に関する希望
資産情報を正確に記しておくと、相続時に家族の作業量を減らすための手助けとなります。
相続時にトラブルの原因になりやすいのは「不動産」です。
資産を把握し、納税準備をしておくことも揉めない相続の対策です。

 

2遺言書とは財産の分け方を印す大事な指標
遺言書とは自分が亡くなった後の意思を書くものですが、「先の事は想像できない」と思う方も多いはずです。
しかしこの遺言書があるかないかで、相続発生後の流れは大きく変わってきます。

 

生前整理のご参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

アイゼンでは、無料見積もりをさせて頂いておりますので、お気軽にお問合せ下さいね。

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