STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

本当に必要な薬なのか

老健施設で働いている方から、患者さんの薬の内容や服用の仕方に問題があるケースが少なくないという話を聞きます。

 

特に認知症患者は、薬を過剰に処方されていることが多く、90歳近い人が一日に30錠ほど飲んでいることもあるそうです。

 

複数の医院から同じような胃薬をだされていることもありますし、時間も場所も分からないほど認知症が進んだ人が、効果を見込めない、進行を抑える薬を飲み続けていることもあります。
ふらつきや筋弛緩が強く出る薬を飲み、転倒リスクが高まっている人もいるそうです。

 

治療を始めた当初は必要な薬だったのでしょう。
しかし、認知症が進んで環境や介護の状況が変わったら、その薬を飲み続けなければいけないのか、考えてみることが大切です。

 

今、患者さんが飲んでいる薬は本当に必要でしょうか?
飲む時間は適切でしょうか?
もう一度、医師や看護師、施設職員、家族で情報を共有し、確認してみてください。

「もう一度 服用確認 してみよう」
アイゼン、心の俳句…。

新聞に掲載②(11月17日)

昨日11月17日(火)毎日新聞朝刊の愛知版(21ページ)に、アイゼンの広告を掲載させて頂いています。

そして、生前整理の特集記事「人生100年時代」の生き方(後編)という記事が載っていますので、ご紹介します。

 

1エンディングノートを利用して、情報と財産を整理しよう
医療情報…健康状態、服用している薬、かかりつけの病院、医師など
資産情報…預貯金、金融機関(口座番号など)、不動産、株式や投資信託、貴金属や美術品など
契約情報…生命保険、損害保険、年金、ローン、クレジットカードの情報
終活情報…葬儀、お墓、介護、終末治療に関する希望
資産情報を正確に記しておくと、相続時に家族の作業量を減らすための手助けとなります。
相続時にトラブルの原因になりやすいのは「不動産」です。
資産を把握し、納税準備をしておくことも揉めない相続の対策です。

 

2遺言書とは財産の分け方を印す大事な指標
遺言書とは自分が亡くなった後の意思を書くものですが、「先の事は想像できない」と思う方も多いはずです。
しかしこの遺言書があるかないかで、相続発生後の流れは大きく変わってきます。

 

生前整理のご参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

アイゼンでは、無料見積もりをさせて頂いておりますので、お気軽にお問合せ下さいね。

新聞に掲載(11月12日)

昨日11月12日(木)毎日新聞朝刊の愛知版(21ページ)に、特集「人生100年時代」の生き方(前編)という記事が載っています。

内容を抜粋させて頂きます。

 

1家族が集まる時に、生前整理の相談をする今年はコロナウィルスの感染拡大の恐れがあり、家族で集まる機会がなかなか作れないかもしれません。
テレビ電話やメール、ラインなどを使って情報を共有したり、相談する機会にしましょう。

 

2まず優先すべきは、もしもの時より日々の安全な暮らし部屋が散らかっていると、転倒のリスクが増えます。
不用品を整理し、部屋の中をスッキリ安全にしておきましょう。

 

3写真を整理すると、これからの楽しみがみつかる
遺品整理で一番困るのが、写真の整理です。
みなさん、思い出に浸ってしまい、なかなか整理が進まなくなるのです。
人生を振り返りながら、少しずつ進めていくうちに、家族や友人に対する感謝の気持ちが湧いて、自然と整理ができていくものです。

 

次回後編は、11月17日予定だそうです。
生前整理で、安心した未来を過ごしていけるようにしていきたいですね。

 

ちなみに…下の方に、アイゼンの広告も載っております♪♪

生前整理のご参考にしてみてはいかがでしょうか?
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介護離職ゼロ目標はどうなった?

安倍政権が5年前に掲げた「介護離職ゼロ」目標。
ところが、両親らの介護で仕事を辞める人は年間十万人近くに上るそうです。

 

離職防止に必要なのは、介護する側が働き続けるための支援です。
介護を受ける人への支援ではありません。
介護職の待遇改善や特養を増やすのはいいことですが、それで介護離職を直接防げるわけではありません。

 

家族、とりわけ親の介護は、多くの人が直面する身近な問題です。
しかし、親が要介護状態になると、現実を受け入れられない人は多いです。
勤め先や周囲に報告することすらためらってしまうのです。

 

だから、働き盛りの人には、介護と仕事の双方から手だてを練る必要があります。
それなのに、相談に応じられる人は少ないものです。

 

介護に直面してまずやるべきことは、自分が介護をしない環境をつくること。
職場、介護人材、自治体などと連携し、仕事に集中できる環境にするのが肝心です。
介護は突然始まり、終わりが見えにくいものです。
専門的な技術が必要な場合もあります。

 

新型コロナウィルスが猛威をふるう今、家族介護へと逆戻りする不安が増しています。
感染を防ぐために介護サービスの利用を控え、家族が担う傾向があります。

 

新しい法律や仕組みをつくるより、今あるものを浸透させ地域包括支援センターなどへの関心や認知度をもう少し高める必要がありそうです。

「介護には 社会が支える 転換を」
アイゼン、心の俳句…。

介護保険制度が今年で20年

介護の社会化を目指した介護保険制度が2000年4月に導入され、今年で20年が経過しました。

 

2000年当時と比べて高齢化率も高まり、要介護(要支援)認定者も介護費用も約3倍、介護保険料は約2倍に増大しています。

 

高齢の単身世帯や二人世帯も急増しています。

 

一方、在宅介護職の求人倍率は13倍を超え慢性的な人手不足で、増大する介護ニーズに対応できていません。
特別養護老人ホームの待機者も全国で約32万人と数年待ちの地域もあるようです。

 

また、家族による要介護者への暴言・暴力や介護放棄、介護施設での虐待なども一向に改善していません。
さらに、介護離職者は年間10万人程度いるそうです。

 

今後さらに要介護者が増大する中、政府が目指す「70歳までの就労」や「介護離職ゼロ」を実現するには、「介護と仕事の両立」が課題です。

 

まず、介護保険料負担者の拡大と公費負担増による財政確保、介護職の処遇改善・確保などで介護サービスの拡充をはかり、「家族依存」克服が必要です。

 

加えて、介護休業制度の拡充をはじめ、年金制度による「介護と仕事の両立」支援など介護を社会全体で支える包括的な仕組み作りが不可欠です。

「現状は 社会化遠い 介護保険」
アイゼン、心の俳句…。

介護報酬に上乗せ!?

厚生労働省が6月から特例措置で始めた介護報酬の上乗せ。
新型コロナウィルスの感染防止対策にあてるそうですが、上乗せ分は利用者も負担しており「感染防止の費用は全額公費で負担するべきだ」などと不満がでているようです。

 

特例措置は、デイサービスや通所リハビリなど通所系サービス、ショートステイなど短期入所系サービスが対象です。

 

厚労省によると、「コロナが終息するまでの時限的措置」として、利用者側の同意を得ることを条件に、実際のサービス時間よりも事業者が上乗せして請求することを認めています。

 

ただ、事業者が上乗せ請求すると、利用者の自己負担もあがります。
介護保険では要介護度別にサービスの支給限度額が決まっており、上限ぎりぎりまで使っている人は上乗せで限度額を超える可能性もあります。

 

緊急事態宣言が出た4~5月、多くの事業所が縮小や休業をしました。
厳しい経営が続いており、消毒液など感染防止対策の出費もかさんでいます。

 

コロナがいつまで続くかわからないため、利用者負担が膨らむ恐れもあります。
感染防止の費用は公費で負担して欲しいものです。

「利用分 全額公費で 負担して」
アイゼン、心の俳句…。

ホームヘルパー不足

介護が必要な人の自宅に訪問し、日常生活を助けるホームヘルパーの人手不足が深刻になっています。

 

ヘルパーの高齢化も進み、在宅介護の支え手が危機的な状況です。

 

ヘルパーの仕事は大きく分けて
1身体介助
(排せつ、食事、着替え)
2生活援助
(掃除、洗濯、調理)
の二つに分かれます。

 

訪問介護の事業者が懸念するのは、「専門性を正当に評価されていない」ということだそうです。

 

特に要介護度が低い人の生活援助では一部で「家政婦代わりに使われている」との批判があるようで、財務省は介護保険から制度を外し、市町村事業に移したい考えのようです。

 

ヘルパーの仕事は、在宅高齢者の暮らしをトータルに支え、思いにそったケアができるやりがいのある仕事でもあります。
専門性を評価して介護報酬を引き上げて欲しいものですね。

「ヘルパーの 専門性を 評価して」
アイゼン、心の俳句…。

訪問介護がひっ迫

コロナウィルス新規感染者数は、一時期より落ち着いてきた印象ですが、訪問介護の現場では今も、ヘルパーたちが感染防止に細心の注意を払いながら、在宅の高齢者や障害者の生活を支えています。

 

医療職と比べ、感染防御の知識や技術が少ない中、介助は至近距離にならざるを得ず、ほぼ一人で対処しなければいけない負担感も大きいです。

 

現場の声を受け、厚生労働省は、訪問介護職向けに感染対策をまとめた動画「訪問介護職員のためのそうだったのか!感染対策!」を作成し、公開しています。
①ウィルスを「持ち込まない」
②ウィルスを「やりとりしない」
③ウィルスを「持ち出さない」
の三本で構成され、

食事介助や口腔ケア、排せつなど介護の場面ごとに注意点やノウハウを解説しています。

 

慢性的な人材不足に拍車がかかっており、介護関係者は支援の充実を訴えているそうです。

「負担増し 人材不足が 心配だ」 
アイゼン、心の俳句…。

散歩して記憶をよみがえらせる

認知症が進んで記憶障害が出てきても、長く暮らした家の周りには、覚えている場所があるはずです。
子どもが幼かった時の思い出…。
通勤のために歩いた道の風景…。
散歩をすることで脳に保持されていた記憶がよみがえり、その記憶に結び付いた感情が引き出され懐かしさがこみ上げたりします。

 

こうした心理的な作用に加え、歩行そのものが認知症の発症や進行の抑制に効果があることが、最近の研究で分かってきました。

 

高齢者やアルツハイマー型認知症疾患者では記憶に関連する脳の部分の血流低下がみられるそうですが、「アセチルコリン」という物質が増えると、血管が広がって血流が良くなるそうです。

 

歩行が脳のアセチルコリン神経系を活性化し、脳の血流を増やすと考えられています。
アセチルコリンの量は、普通の速さで歩いたときに最も増えることが分かってきました。

 

血圧があまり上がらない無理のない歩行をすることで、海馬の血流が良くなるそうです。

 

ご近所をゆっくり散歩をしてみてはいかがでしょうか。

「散歩して 若きし記憶 よみがえる」
アイゼン、心の俳句…。

記憶を塗り替え

私たちの記憶は、三つの層に分かれて納められているそうです。
最も表層の部分にあるのが、すぐに思い出せる「意識」で、
その下にあるのが、何か刺激があると思い出せる「前意識」。
さらにその下には、夢や精神分析を通じて思い出すことができる「無意識」があるそうです。

 

私たちの脳神経回路は、良い記憶よりも嫌な記憶の方が思い出されるようにできています。
嫌な記憶の方が、強い感情が結びついているからです。
嫌な記憶が呼び起こされると、良い記憶が打ち消されてしまうこともあります。

 

例えば、何十年前に浮気によって起こった夫婦喧嘩。
その後は何とか関係を修復し、絆を強くして人生を歩んできても、ふとしたきっかけで当時の嫌な記憶と感情がよみがえることがあるかもしれません。

 

こんな時、どうしたらよいでしょう?

 

まずは嫌な記憶と感情を、カウンセラーに相談することです。
それから、良い記憶を思い出して、悪い記憶を塗り替えましょう。
他にも、以前ご紹介した「フォトセラピー」(4月1日)も有効です。
懐かしい写真を眺めながら、楽しかった思い出をよみがえらせるといいですね。

「フォトセラピー 嫌な記憶を 塗り替えよう」
アイゼン、心の俳句…。

医者への質問は

病院に行くと、主治医の先生はいつも忙しく
「病気についてもっと詳しく話して欲しいのに」
と感じたことはありませんか?

 

主治医には診断、治療という本来の役割と同時に、患者や家族の不安や疑問に耳を傾ける役割があります。
医学教育でそう教わるそうですが、実際には多忙で、コミュニケーションがとりにくいように感じます。

 

最近では、患者や家族が事前に質問を準備して、医師との短い時間を有効に活用しようという意識が高まっています。
例えば、認知症の治療を始めたときの主治医への質問例として
1どのような治療法があるか?
2治療の有効性を感じるまでどのくらい時間がかかるか?
3医師に連絡するための方法や時間は?
など、
事前に準備をしておくと、有効に時間を活用できます。

 

医師は、患者さんや家族から質問がないと「言わなくても分かっているだろう」と思われがちです。
疑問や不安など、聞きたいことを二つ三つ用意して、勇気を持って質問してみましょう。

「質問を 事前に準備 気が楽に」
アイゼン、心の俳句…。

塗り絵で心が元気に

塗り絵は簡単な遊びのように感じますが、脳の広範囲の部分を使い、認知症の進行抑制に効果があることが分かってきているそうです。
塗り絵を始めてから30秒後に脳が活性化し、中程度から重度の認知症患者の脳機能が改善するとの研究報告もあるそうです。

 

塗り絵はいろんな色を使いますが、色そのものも、脳の活性化に良い影響を与えます。
私たちは五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)から情報を得ており、80%以上が視覚からの情報ですが、特に色に関する情報が最も多いことが知られています。

 

色彩が人の感情や意欲に与える影響を研究する「色彩心理学」という領域があるそうです。
最近ではこうした色彩心理学の知見を、老人施設の内装の配色などに取り入れる動きも広がっているそうです。

 

塗り絵には、好みの色を探し、手を使って塗り上げることによる脳の活性化と、色を眺めて心を癒したり、元気にさせたりする二つの効果があります。

好きな下絵を探して、家族で一緒に塗り絵を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

「やってみて 塗り絵で心 元気なる」
アイゼン、心の俳句…。

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