STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

早めに気づくこと

認知症にはできるだけなりたくない、と考える方は多いかと思います。

 

家族もまた、親や配偶者が認知症になったとは思いたくありません。

 

物忘れが目立ったりしても、家族は「〇〇ができているから大丈夫だろう」「年だから仕方ない」と考えます。

 

つらいことに出合うと心の「否認」が働くからです。

 

心の中で「言い訳」をして病気を認めないのです。

 

でも、それが受診を遅らせ、症状をさらに進ませることになります。

 

 

認知症は進行すると、見えないものが見えるといった「幻覚」、物を盗まれたと思い込むなどの「妄想」、感情をコントロールする力が低下して怒りっぽくなる、などの症状が現れます。

 

 

症状が目立つようになってくると、本人に症状への自覚が乏しくなり、受診に抵抗するようになります。

 

何とか受診できた時には、手に負えないほどに悪化していることも多いのです。

 

 

自分で日常生活ができるうちに病気に気づけば、進行を抑える薬を飲めますし、脳を刺激する活動に参加できます。

 

早くから介護サービスと関わることで、介護拒否といった事態も避けられます。

 

 

介護する家族が心に余裕を持つには、なるべく早く認知症を見つけることが肝心なのです。

 

自覚がある時は、本人も家族も「認知症ではない」と言い訳せず、専門医を受診しましょう。

 

 

「否認せず 早めの受診で 対応を」

アイゼン、心の俳句・・・。

認知症対策の数値目標を取りやめに

5月19日のブロでご紹介した、認知症対策の新大綱に盛り込む予定だった「予防」に関する初の数値目標。

 

政府は6月3日、この初の数値目標を取りやめる方針を固めたそうです。

 

 

5月公表の素案には、「70代の発症を10年間で1歳遅らせる」と明記していました。

 

しかし、認知症の関係団体や与党内から認知症になった人は努力不足という新たな偏見が生まれる」として反発が相次ぎ、方針転換したようです。

 

 

予防に関する科学的根拠が不十分の中、どうやって予防の目標を立てるのか?

 

数値目標だけ独り歩きするこを心配しておりました・・・

 

 

運動や生活習慣の予防、人との交流といった認知症の発症を遅らせる可能性が示唆される取り組みを推進し、「結果として、70歳代の発症を10年間で1歳遅らせることを目指す」

 

とトーンダウンさせたようです。

 

 

相手の今も昔も受け入れる

認知症の親を介護していると、このまま症状が進むと、親の様子がどう変わっていくのかが分からず、不安が大きくなっていく方も多いようです。

 

親が目の前にいるのに、かつての親はいなくなっている・・・。

 

このような状況をアメリカの心理学者のポーリン・ボス博士は、「あいまいな喪失」と呼びました。

 

死別など明らかな「喪失」とは違い、相手が身体的に存在しているけれど、心理的には存在しない、という状況です。

 

「喪失」という事実があいまいだからこそ、未来への不安が強く、気持ちを切り替えて前に進むことが難しいのです。

 

 

認知症の人を介護する家族は、この「あいまいな喪失」に対応していく必要があります。

 

大切なのは、あいまいさを受け入れることです。

 

「〇か△か」とはっきりさせるのではなく、「〇も△も」と考えるのです。

 

例えば、「介護か仕事」とどちらかを選ぼうとするのではなく、「介護も仕事も」ととらえる。

 

「怒る母を穏やかな母に変えよう」ではなく、「母は怒る時も、穏やかな時もある」と考える。

 

そして、介護する自分自身のことを「優しいばかりではなく、怒ることもある」と思うことです。

 

 

つまりは全てを受け入れることになります。

 

 

昔の健康な状態に戻って欲しくて必死になりがちですが、昔も今も自分の大切な家族なんだと思うことが大切です。

 

 

 

「相手への 今も昔も 受け入れる」

アイゼン、心の俳句・・・。

やる気を引き出す

今日も暑くなりそうですね。

運動会の学校も多いと聞きますので、どうか体調管理に気を付けてくださいね。

 

 

さて、病気などで体や脳の機能が低下すると、その後も家に閉じこもりがちになる高齢者は少なくありません。

 

出かける意欲を取り戻してもらうには、どうすればいいのでしょう?

 

 

脳卒中や事故などによって脳の機能が著しく障害を受ける「高次脳機能障害」の後遺症によって、外出するのに今までの何倍も時間がかかったり、一人で外出できなくなったり、話したい言葉がうまくでてこなかったりすると、「みっともない自分の姿を近所の人に見られたくない」と自宅にこもりがちになってしまう方もいます。

 

要介護認定を受けられず、デイサービスに通えなく、家族には、仕事と家事、介護という負担がのしかかります。

 

 

そんな時家族は、「これがしたい」「これが食べたい」というような小さな声をキャッチできる環境を作れるといいですね。

 

家族が自分の気持ちを大切にしてくれると、不安も少なくなると思います。

 

 

本人が自発的に「何をしたい」と思って日頃から動かないと、体と脳の機能が衰えるものです。

 

ただ、やりたいことが見つからないからといって、強制してはいけません。

 

自分から「やりたい」と言えるような支援が必要です。

 

 

誰もが障害を得て、日常生活や趣味が普通にできなくなる可能性があります。

 

若いころから日常的に、新聞などで介護や医療に関する記事を読み、自分ならどうするか考えておくとよいかもしれませんね。

 

 

 

「小さな事 逃さず実現 やる気でる」

アイゼン、心の俳句・・・。

何歳になっても、一緒に歌を

認知症の親や配偶者の介護は、ストレスを感じることも多いと思いますが、本人も家族も穏やかな気持ちで、楽しい時間を過ごしたいものです。

 

童謡など、共通して知っている歌を一緒に歌うと、お互いの感情が落ち着き、家族としてのを深められることがあるといいます。

 

童謡の良さは、世代を超えて親子でも歌えることです。

 

 

認知症が進んでも古い記憶は残っており、親は幼いころの幸せな時代を思い出せます。

 

子どもは一緒に歌うことで親子の絆を再確認でき、互いに気持ちが安らぐのではないでしょうか。

 

童謡に限らず、同世代の夫婦が共通して知っている歌なども、似た効果がありそうです。

 

本人が知らない歌でも、テンポがゆっくりなら落ち着くかもしれません。

 

 

認知症の人は、相手の表情や声のトーンには敏感の方が多いようです。

 

介護が大変でイライラすることがあっても、穏やかな旋律の歌を一緒に歌えば、自然と声や表情は和らぎます。

 

そうすれば、認知症の人の感情も落ち着き、結果として介護する側も救われそうですね。

 

 

 

「童謡で 家族の絆 再確認」

アイゼン、心の俳句・・・。

認知症対策の数値目標

認知症対策を強化するため、政府は「予防」を重要な柱とした新たな大綱の素案を示しました。

 

認知症の人数を抑制する初の数値目標を導入し、「70代の発症を10年間で1歳遅らせる」と明記しました。

 

数値目標を定め、認知症予防を積極的に進めることで、医療や介護にかかる、社会保障費の抑制につなげるのが狙いのようです。

 

 

根本的な原因究明や治療法が分かっていない中、数値目標が独り歩きしてしまうのが心配ですが・・・

 

 

認知症予防の具体的な取り組みとしては、高齢者が地域で交流できる

・「通いの場」の活用拡大

・市民農園

・公民館など身近な場での体操や教育講座

 

などの場を最大限活用することを挙げました。

 

 

 

 

高齢になればなるほど、生活に支障が出るのは自然の事です。

 

認知症でも希望を持って生きられる社会を作ることに、政策の軸を置いてほしいものです。

 

 

「認知症 対策強化を 数値化し」

アイゼン、心の俳句・・・。

認知症?肝性脳症かも?

高齢者が物忘れをするようになると、認知症を疑いがちではないでしょうか?

 

ところが、認知症の治療をしても改善しないことがあります。

 

こうした場合、肝機能低下が招く合併症「肝性脳症」の可能性もあるようです。

 

症状の一部が認知症と似ており、混同しやすいのだと専門医はいいます。

 

 

肝性脳症とは?

 

主に、肝臓が持つアンモニアの解毒機能が衰えることで起きる。

 

 

体に有害なアンモニアは、腸で食事中のタンパク質が分解される際に発生します。

肝炎が悪化し肝硬変になると、腸から血液で運ばれてきたアンモニアが十分解毒されないまま脳に達します。

 

腸からは、機能が低下した肝臓を迂回する血液の流れも生まれるため、さらに血液中のアンモニア濃度が上がり、脳にダメージを与えます。

 

 

 

症状としては、物忘れや昼夜のリズム逆転などに始まり、中程度で幻覚や興奮状態が現れ、重症になると昏睡に至るそうです。

 

初期症状は、認知症やうつ病の症状と似ているため、見過ごされる場合もあります。

 

 

肝性脳症の原因となる肝炎は、認知症と同様、高齢者ほど多い病気です。

 

物忘れの原因の判別がつかない場合、内科で肝機能検査を考えてみてもいいかもしれません。

 

 

「認知症? 肝性脳症 疑いあり」

アイゼン、心の俳句・・・。

安全運転を願います

今週(5月11日)から、春の全国交通安全運動がスタートしました。

 

最近は、幼い子どもが巻き込まれる悲惨な交通事故が相次いでいます。

 

 

大津市で散歩中の保育園児と保育士の列に車が突っ込み、園児二人が死亡した事故は、日本各地に衝撃を与えました。

 

また、東京・池袋の路上で乗用車が暴走し、母子が巻き込まれて死亡してしまった悲惨な交通事故もありました。

 

本当に悲しく、ニュースを聞くたび涙してしまいます。

 

 

幼い命を守るためにはどうすればいいのでしょう。

 

安全対策の見直しを始めた保育園も出ているようですが、新な対応には限界もあるようです。

 

園庭がない施設も多く、園の外での活動は避けて通れないと思います。

 

 

こちらがどれだけ注意をしていても、事故が起きてしまうなんて・・・。

 

これはもう、「一人ひとりが安全運転をする」しかないと思います。

 

 

どうか、これ以上悲しい事故が増えませんように・・・。

切に願います。

 

誤嚥性肺炎にならないために

先日、父親と食事をした際、咳き込む事が多いなと感じました。

 

これは・・・「誤嚥性肺炎」に気を付けてもらわないといけません。

 

 

誤嚥性肺炎とは?

 

高齢者を中心に飲み込む力が衰え、飲食物などが誤って肺に入ってしまう事(誤嚥)で起きる。

小さな誤嚥を繰り返し、さまざまな細菌を含んだ異物が肺の中で腐敗、炎症を起こすことが原因。

 

 

日本人の三大死因は長年、

1.がん

2.心疾患

3.脳血管疾患

でしたが、2011年以降肺炎が第3位に入っています。

 

9割以上が65歳以上の高齢者で、肺炎のうち7割以上が誤嚥性肺炎といわれています。

 

 

その原因の多くが「飲み込み力」に関わるのどの器官の衰えにあるといわれています。

 

 

普段からできる予防法が新聞に載っていましたので、ご紹介します。

 

 

【舌の体操】

 

 

 

・舌を出したり引っ込めたりする

・舌を左右に動かす

・舌で上下の前歯を押す

 

 

普段から、嚥下に必要な機能を鍛える練習や筋力トレーニングを行うことで、嚥下機能の維持・向上をはかることが期待できます。

 

さらに毎日三食を、規則正しく無理せず食べ続けることを心がけることも、嚥下機能の維持に重要だそうです。

 

 

「筋肉は 何歳からでも 鍛えれる」

アイゼン、心の俳句・・・。

連休明けに悩む子

改元に伴い、最大十連休となったゴールデンウィークが終わり、今日から学校が始まります。

 

長期休み明けは、悩める子ども達にとって、気持ちが落ち込みやすい時期とされています。

 

 

我が子が突然、「学校に行きたくない」と言い出したら、「大丈夫!無理せず休んでいいよ」といってあげる方がいいそうです。

 

 

進級や進学で環境が大きく変わる四、五月は、子ども達の心に大きなストレスがかかります。

 

連休明け、子どもが「学校に行きたくない」と訴えても、数日休むとまた通い始めるケースもあるそうです。

 

ただ、周囲に何も言えずに無理して通学する子もいて、食欲がなかったり玄関から動けなかったりなど、いつもと様子が違う場合には注意が必要です。

 

その後も欠席が続くようなら、家族だけで抱え込まず、不登校の子どもらが通うフリースクールや国の電話窓口など、専門機関への相談もあります。

 

 

例えば、

・子どもの人権110番(法務省)

・チャイルドライン(18歳以下の子ども専用)

・NPO法人「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」

です。

 
 
学校以外に居場所があると思えれば、気持ちも楽になると思います。
まずは寄り添ってあげられるといいですね。
 
 

新元号・令和へ

天皇陛下が4月30日、皇位を退かれ、平成の時代は終わりました。

 

30年余りの在位中、国の平和と人々の幸せを祈り、憲法に定める象徴天皇のあるべき姿を示され続けておられました。

 

大規模災害が起きると、必ず避難所に赴き、被災者の苦しみと悲しみに寄り添られ、国民と苦楽を共に過ごされた姿が印象的です。

 

国民との触れ合いを大切にする平成流スタイルは、多くの国民が勇気づけられたことでしょう。

 

心から、お疲れ様でしたとお伝えしたいです。

 

 

令和という新時代を迎えた今日、皇太子さまが新天皇に即位されました。

 

本日、即位の儀式が行われますね。

 

どんなお言葉が聞けるか楽しみにしております。

 

まもなく平成が終わります

まもなく、天皇退位という形で、「平成」の時代は終わりを迎えます。

 

私にとっての平成は、小学生~現在までの青春時代を過ごした

大切な30年間でした。

 

皆さんには、どんな思い出があるでしょうか?

 

 

思いの詰まった平成の主な30年を、振り返ってみることにします。

 

平成元年 ・・・ 新元号発表

          消費税(3%)が導入

 

平成5年 ・・・ 皇太子さまが雅子様とご結婚

 

平成6年 ・・・ 松本サリン事件

 

平成7年 ・・・ 阪神淡路大震災

          地下鉄サリン事件

 

平成12年 ・・・ 二千円札発行

 

平成13年 ・・・ アメリカ中枢同時テロ

 

平成17年 ・・・ 愛・地球博(愛知万博)

 

平成20年 ・・・ リーマンショック

 

平成23年 ・・・ 東日本大震災、福島第一原発事故

 

平成25年 ・・・ 東京五輪・パラリンピック(2020年)開催決定

 

平成28年 ・・・ 天皇陛下がビデオメッセージで退位のご意向

           SMAP解散

 

平成30年 ・・・ 天皇陛下退位

 

 

平成は国内ではバブルの崩壊、自然災害が多く、国外ではテロによる国際紛争が多発しました。

 

 

新しい時代に願う事、それは平和です。

 

元号が変われば時代の雰囲気も変わることでしょう。

どうか、平和な時代を迎えられますように。

 

 

CONTACT ご相談・お見積りお気軽にお問い合わせ下さい

お電話からのお問い合わせ

0120-846-466

受付時間 9:00~19:00

メールでのお問い合わせ

LINEでのお問い合わせ

LINE見積り方法

友だち追加
写真を送る
アイゼンから見積が届く

電話する

LINE友達追加

お問い合わせ