年末年始のお休みを、下記の通り頂きます。
12月29日(金)~1月5日(金)
よろしくお願い申し上げます。
また、休み中でも電話やメールでの問い合わせをお受けしております。
返事が遅くなる場合もございますが、お気軽にご相談下さいませ。
受付時間 9:00~19:00
年末年始のお知らせ2023~24
年末年始のお休みを、下記の通り頂きます。
12月29日(金)~1月5日(金)
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お風呂で熱中症!?
高齢者を中心に、入浴中の死亡事故が毎年多く起きています。
中でも、冬こそ注意したいのが熱中症だそうです。
なぜ寒いのに熱中症になるのでしょうか?
防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?
新聞に載っていた、上手な入浴の仕方についてご紹介します。
まず、なぜ熱中症になるほど、熱いお湯に入り続けてしまうのでしょうか?
長年、入浴に関する調査研究をしてきた東邦ガス技術研究所の方によるとお風呂の「心地よさ」にヒントがあるのではと考えられました。
心地良さは、「心拍の揺らぎ」だそう。
心拍変動と呼ばれ「ドクン、ドクン」という心拍の変化を指します。
この揺らぎはリラックスした状態では大きくなり、緊張状態では小さくなります。
夏や秋は湯舟に入った直後に揺らぎが大きくなるが、冬と春は湯舟に入り続けることで、徐々に大きくなっていく傾向がみられたそうです。
冬や春は、冷えた体がお湯と接触するので、最初は心地よさを感じにくいようだと分析。
すぐに温まりたい、心地よさを感じたいと思うために、お湯を熱くして、長く漬かってしまうのではと推察しています。
実際に、調査対象者に湯の温度と漬かっている時間を聞くと、冬は、年間で最も高温で長時間だそうです。
特に高齢者は神経系の老化でのぼせを感じにくく、熱く、長い風呂になりがち。と指摘されています。
消費者庁が推奨する入浴方法は「お湯は41度以下、漬かるのは10分以内」だそうです。
長風呂を防ぐには、浴室に時計を置く浴室内や脱衣所を暖めておくこともポイントだそうです。
上手な入り方で、快適な入浴時間にしてほしいと呼びかけています。
「熱めの湯 長風呂避けよう 要注意」
必要とされる とは
多くの人は、誰かから「必要とされる」という感覚で自らを維持しています。
子どもを育てたり、学生を指導したり、ペットの世話をしたりする時も、「親」「教育者」「飼い主」といった役割を意識し、ケアをする相手から「必要とされる」という感覚に支えられています。
ただ、介護者の場合は少し注意が必要です。
介護が日常生活の大部分を占めてくると、「介護者」としての役割だけに自らを落とし込んでしまいがちです。
そして、介護する相手が亡くなった時、うつ状態になる人も少なくありません。
「介護者」という役割とともに、自分自身を見失うからです。
大切なのは「介護者」以外の役割を保つこと。
介護があるからといって仕事を辞め、職場での役割を捨てるべきではありません。
時間の制約があっても、続けられる趣味はあります。
友人との関係も大切です。
電話やSNSなども使い、介護以外の話題を楽しみましょう。
「必要と される存在 大切に」
必要な介護を諦めるのか・・・
2024年度の介護保険料・介護報酬の改定に向け、利用者の負担を増やす案が浮上しています。
財政制度等審議会は昨年5月に財務相に提出した建議で、自己負担を原則二割に上げることやケアプランの有料化などを提案。
介護の現場からは「もう負担増は避けられないのでは?」「サービスが必要でもあきらめる人が増えるかもしれない」との声が上がっているようです。
自己負担は基本的に所得に応じて異なり、2015年から一定所得以上の人は二割に。
利用者の約9割は一割負担で、一律二倍になれば影響は大きいものです。
要介護認定を受けている人のうちの一定数は費用負担が原因で、サービスが必要なのに使わないそうです。
経済的な理由で諦める人を増やす政策はいかがなものかと感じます。
介護給付の縮小もすすんでいます。
要支援の利用者の訪問介護と通所介護は2017年度末までに介護給付の対象から外され、予算の制限がある自治体に移行されました。
ヘルパー不足の中で報酬の少ない事業を行う業者は多くなく、利用者が必要なサービスを受けられない事態を招きます。
高齢者の状態は変化しやすく、ケアマネージャーが入らなければ生活の質の低下や虐待を見過ごす危険があります。
介護離職も誘発しかねませんね・・・。
介護離職を防ぐには
年間7万人が家族の介護で仕事を辞めているそうです。
企業は貴重な戦力を、社員は仕事と収入を失うことになる「介護離職」。
防ぐポイントは何なのでしょうか?
「介護の相談を受けたら、まず悩みをしっかり傾聴すること」だそうです。
勤務などへの希望をよく聞き取り、「一緒に考える姿勢が大切」。
「残業は無理」との一方的な決めつけや、自分の経験を基に解決策を示すことはダメです。
家族構成、介護への考え方は皆ちがいます。
安易な決めつけは反発や不信を招きます。
会社がすべきは、「介護離職をさせない会社だ」と示すことと、申し出があった場合に休みを取らせるなど勤務上の配慮をすることです。
介護保険や支援策に詳しい地域の公的な相談窓口、地域包括支援センターへ相談を促すのも手です。
会社はまず、相談してくれたことへの感謝を伝えます。
相談する人の不安を解きほぐすことで、信頼関係ができ、意思疎通が図れ、介護と仕事の両立につながることでしょう。
「相談に 傾聴一緒に 考えて」
家族だけでも受診を
認知症は早期治療が大切ですが、本人が受診を拒否し、困っている家族も多くいるようです。
そこには、「認知症と診断されるのが怖い」という不安や、「ぼけ扱いするな」というプライド、物忘れを巡ってこじれた家族関係などが影響しています。
家族が認知症を疑い、物忘ればかりを指摘して本人をせめてしまうケースは多いです。
ただ、認知症の人の症状や行動には、そんな家族の言動が少なからず影響します。
本人だけの問題ではなく、家族の問題だと認識を転換することが大切です。
もし認知症の疑いがあれば、家族で一緒に受診しましょう。
本人が拒否するなら、家族だけでもいいのです。
本人がいなくても、家族の誰かに外部の支援が入ることで、家族全体に良い変化が生まれます。
医師らと話すことで本人との接し方のヒントが見つかり、家族も不安やイライラが和らぐかもしれません。
家族の気持ちが安定すれば本人との関係も変わり、介護がやりやすくなるかもしれません。
「家族でも 受診をしてみて かわるかも」
北知多フリモ(フリーペーパー) 23年11月号
愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 11月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。
6ページです。
お気軽にお問合せくださいませ。
つらくても真実をみて
家族が認知症であるという真実は、喪失感や落胆、悲しみなどのマイナスの感情をもたらします。
真実を知ることに抵抗し、ふたをすることで、マイナスの感情を避けようとします。
「否認」と呼ばれる心の防衛で、事が重要で深刻な時ほど発動されます。
真実から目を背けてはいけません。
最もつらいのは本人です。
認知症への恐れや不安を最も強く抱いていたのは、患者さん本人です。
私たちがやるべきことは真実に目を向けて受け入れ、課題への対処を考えることです。
「つらくても 真実見つめ 直視する」
介護のために心を休めることも大切
欧米の研究では、介護者は免疫能力が低下するほか、うつ病になりやすいことが報告されています。
認知症の配偶者や親のために、身を削りながら一人で介護している人は特に注意が必要です。
睡眠がとれず、常に緊張と不安を抱え、リラックスする時間も得られないといった介護生活では、交感神経という自立神経の興奮が続き、身体に異常が現れてきます。
ストレスのサインであるイライラや不安、睡眠障害、気持ちの落ち込み、物忘れなどがでてきたら、意識して休憩時間を作りましょう。
好きな音楽や動画を楽しみ、気安く話せる人とのかかわりを大切にしましょう。
誰かを守るにはまず、自分の安全を確保するものです。
「介護には 休める事も 大切だ」
自立支援に逆行してませんか
介護保険で貸与(レンタル)される杖や歩行器、手すりなどの福祉用具をめぐり、財務省の審議会が利用者による「購入」を提案し、介護現場が猛反発しているとの新聞記事をみつけました。
お偉いさん方、ケアマネジメントの費用など介護給付費の削減ばかり考えて、介護現場を分かっていますか
貸与ではケアマネらが定期訪問し、高齢者の状態変化に応じて用具の調整・交換などを行います。
購入では訪問しなくなり、状態悪化を見逃す可能性があり、自立支援に逆行しています。
身体が衰える中で、状態に応じて福祉用具を使い分けながら在宅で自立した生活を維持している方もいます。
独居や老々介護の家庭では、福祉用具の負担だけでケアマネの支援を受けられることが孤立対策になっている方もいます。
訪問では利用者の意欲、身体や住宅環境の変化もみています。
訪問がなくなったら福祉用具の破損や不具合、はたまた虐待までも見逃してしまうかもしれません。
「介護費も 自立支援も 削減か」
北知多フリモ(フリーペーパー) 23年10月号
愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 10月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。
6ページです。
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境界を開いて
認知症や精神障害に対して、日本にはいまだに偏見があるように感じます。
そのため、周囲に隠そうとする家族が少なくないようです。
隠すことで、家族と外部との間で情報の出し入れがされなくなると、支援の手が届かなかったり、家族が追い詰められたりします。
もし家族の誰かが認知症になったら、勇気を持って外部に伝えるべきです。
認知症の人は徘徊して行方が分からなくなったり、外出中に転倒したり、介護者が仕事を休む必要もでてくるでしょう。
まずは、ケアマネージャーに相談しましょう。
地域の人たちは、自分たち家族を支えてくれる存在です。
勤務先にも「認知症が始まっている家族がいるのでご迷惑をかけるかもしれません」などと伝え、理解を求めましょう。
「境界を 開く勇気が 必要だ」
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