日本医師会の2018年の調査では、日本の患者一人当たりの医薬品などの使用量は、米国、スイスに次いで三番目に多いそうです。
同じ薬が重複して処方されるケースもあり、飲み過ぎはふらつきや転倒など副作用の危険性も高めます。
特に認知症の人の場合、飲み忘れや飲み間違い、重複服用などのトラブルが生じやすくなります。
家族が薬の管理を手助けするのが理想ですが、一人暮らしなどでは難しく、本人に任せているケースが多いです。
薬の適切な服用のためにはどうしたらいいでしょう?
まず、薬の重複や飲み合わせのトラブルを避けるため、必ず「お薬手帳」を持ちましょう。
薬袋に朝昼晩の服用タイミングを書き、カレンダーにホチキスで留めたりすると良いでしょう。
それでも難しければ、訪問看護に管理を頼むのも方法の一つです。家族が近所にいるなら、薬を飲むタイミングに合わせて立ち寄るのも手です。
オンラインを使って朝昼晩と就寝前に連絡をする習慣を作り、その時に飲んでもらうのも有効です。
認知症の程度によって使える手段は様々です。
まずは、今飲んでいる薬を確認してあげましょう。
「正しくね 薬のリスク 気をつけて」
アイゼン、心の俳句・・・。