国の運用基準では、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)、レビー小体型認知症と診断されると、その段階で免許が取り消されることになっているそうです。
一口に認知症といっても、認知機能や記憶機能には個人差があります。
早期の認知症症状が出ていても、安全に運転できる人もいます。
でも、現在の基準では、認知症という診断名がつくと、その程度や状態に関係なく、免許取り消しになってしまうそうです。
認知症の人が重大な事故を起こしていることは事実です。
でも、病名だけで一律で判断してしまうのも問題だと思います。
公共交通機関が不便で、車が生活の足になっている地方の高齢者にとって、免許取り消しは死活問題となるからです。
どこにも出かけられなくなり、自宅に引きこもることで症状がさらに悪化すれば、家族の負担もより大きなものになります。
認知症と運転の問題はとても難しく、答えはすぐに出てきません。
でも、とても重要なことです!!
どうすればいいか、みんなで考えていく必要があります。
「課題あり 免許取り消し 深刻だ」
アイゼン、心の俳句…。