STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

夏の貧血

いよいよ東海地方も梅雨入りしそうです。
そして、本格的な夏が近づいてきます。
気温が高くなると、だるさや立ちくらみ、動悸などの不調を訴える人は多いものです。
夏バテかと思いがちですが、鉄分の不足による貧血かもしれません。

 

夏は、汗と一緒に鉄分が流れ出やすくなるためです。
貧血は体の隅々にまで酸素が行き渡らなくなった状態で、進行すれば心臓に負担がかかる恐れもあります。
食事でしっかり鉄分を取って予防したいものです。

 

発汗が増える一方で、食欲が落ちる夏は意識して鉄分を取りたいのですが、鉄分は体に吸収されにくいのです。
赤身やレバー、カツオ、アサリなどの動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、ホウレンソウやコマツナなどの植物性食品の非ヘム鉄このような食品を複数組み合わせて食べることが大切だそうです。
しかし、色々用意するのも大変ですよね…。

 

専門家がいうには大豆がおすすめだそう。
納豆や豆腐、きなこなど種類が豊富で、鉄分がおおい他の食材とも合わせやすいですようですよ。

「鉄成分 大豆と合わせて 取り入れて」
アイゼン、心の俳句…。

ご縁があり、お話を…

先日、縁あって、東浦町児童民生委員の皆様の前で、「遺品整理について」のお話をする機会がありました。
民生委員とは?
民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。

パワーポイントを使って、わかりやすくお伝えできるよう努めました。

我々の経験から、事前に取り組むと良い点を中心にお伝えしました。

 

地域の高齢者や障害がある方の福祉に関わる方々だけあって、かなりの反響がありました。
最後に、ご希望の方にエンディングノートをお渡ししました。

 

生前・遺品整理に対して、一歩踏み出すことへのきっかけになっていただければ幸いです。

在宅介護か?施設介護か?

高齢者に介護が必要となった時、在宅で過ごすのか、施設に入るのか、悩まれるケースは多いことでしょう。
本人と家族とで思いが違ったり、家族の中でも意見が異なったり。
介護の負担や利用できるサービス、費用の事など、検討する点はたくさんあります。

 

在宅介護か施設介護かを検討する際に最もポイントとなるのは、高齢者の尊厳が守られるかどうか、といいます。
尊厳を守るということは、高齢者を大切にするということです。
日々の介護や生活の場面で、その方の人格を大切にした対応ができているかが重要です。

 

施設介護では、機械浴室、車いす浴室をはじめとする介護の専門設備を整えた環境で、多人数の専門職が分業して介護にあたることができます。
要介護者の社会性を保つこともできますし、何よりもご家族の時間的・精神的・肉体的負担が軽減できます。

 

在宅介護では、住み慣れた家で過ごせることや自分のペースで生活ができ、精神的に安心できます。
施設に入居するより経済的負担も減らせます。
しかし、家族の心身の負担は相当なものです。

 

介護がいつまで続くのか、その期間は誰にもわかりません。
そのため、在宅・施設問わずにプロに頼りましょう。
一人で抱えこまず、頼れるところは協力してもらい利用できる介護施設を活用しながら負担軽減を図りましょう。

「悩み事 プロに相談 負担減」

アイゼン、心の俳句…。

伸び悩む成年後見制度

成年後見制度は2000年、介護保険制度と同時に始まりました。
市町村が介護サービスを決めていた時代から、利用者がサービスを選び、事業者と契約する形に変わり、認知症などで判断能力が低下した人を支える仕組みが必要になったからです。

 

利用は、本人や配偶者らが家庭裁判所に申し立て、後見人を選んでもらいます。
主に弁護士や司法書士など法律の専門家が選任され、本人に代わって金銭の管理やサービスの契約などを担当します。
本人の判断能力がある程度残っている場合は、契約などに同意を与える保佐人や補助人が選任されます。

 

後見人がつけば、「身元保証は不要」とする病院や施設が多いのは、後見人が財産管理をすることで、医療費や利用料の不払いを防げるからです。
2016年の民法改正で、遺体の火葬の契約や電気、水道の解約などの手続きも後見人が関われるようになりました。

 

しかし、制度が十分に知られていないことに加え、専門家に頼むと費用が高いなどへの抵抗感も強いのです。
申し立てから後見開始まで2~3ヶ月かかることから、病院や施設で緊急に対応するには使いにくく、身元保証代行サービスに頼る場合も多いようです。

 

今の仕組みでは、問題が起きても行政は責任を持ちません。
地域で実情に合った仕組みを作りださねななりません。

「利用法 周知し地域で 取り組みを」
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金・健康・孤独につけ込む パート2

前回のブログ(「金・健康・孤独パート1」5月15日)の続きです。
高齢者を相手にした契約トラブル。
高齢者を守るための手段で真っ先に挙がるのが、成年後見制度です。

 

法定後見と任意後見があります。
法定後見では、認知症などで判断能力が不十分な人を守るため、家族らの申請で家裁が後見人を選任します。
判断能力があるうちに、将来に備えて援助してもらう人を決めておくのが任意後見です。
法定後見人は、預貯金の出し入れ、不動産の管理、福祉サービスの利用締結などを本人に代わって行ったり、本人を手助けしたりします。
本人が危うい契約をした時には、後から取り消すこともできます。
問題は、書類の準備が手間な上、後見人の選任までの時間と費用もかかることです。

 

一方、任意後見は本人が後見人になってくれる人と契約します。
判断能力が不十分になった時に家裁の選任を受けて後見を始めます。

 

しかし、「仕組みが難しく、制度そのものが知られていない」との声があるように、制度の利用は進んでいないそうです。

 

後見制度が広まらない中、高齢者の被害は増えているのです。

「金・健康 孤独につけこむ 悪質者」
アイゼン、心の俳句…。

金・健康・孤独につけ込む パート1

高齢者を相手にした契約トラブルが相次いでいるとの新聞記事を見つけました。
それは、詐欺的な商法ばかりではありません。
まっとうな企業のまっとうなサービスでも、理解できないまま高齢者が契約すれば、それはトラブルにつながるのです。
例えば、ガスと電気などの小売りの自由化です。

 

国民生活センターは「トラブルの内容は執拗、強引など圧倒的に勧誘の関係。自由化で顧客の獲得を競っている可能性が高い」とみています。
無関係の大手会社の名を告げて、契約を勧める業者も一向になくなりません。
自由化を機に、センターはホームページで経済産業省とともに注意を呼びかけました。
しかし、状況は変わりません。

 

生命保険の勧誘でも高齢者が狙われました。
中でも、2019年に保険の不正販売問題が発覚したかんぽ生命保険と日本郵便は悪質でした。

 

高齢者を巡るトラブルが多いことは、消費者白書からもみてわかります。
消費者センターの約3分の1が高齢者がかかわる相談でした。

 

高齢者の3Kと呼ばれる金・健康・孤独 への不安が狙われています。
高齢者は家にいるのでアプローチがしやすいようです。

 

この話は次回も続きます…。

春の熱中症にご注意を

気候が穏やかになり、暖かい日が増えたかと思えば一転、冬の気温に逆戻りする日もあり、「三寒四温」の日々が続いています。
時には、暑く感じるほどの陽気が続いたり、地域によっては夏日を記録したところもあります。

 

そんなこの時季に気を付けたいのが、春の熱中症です。
夏のイメージが強い熱中症ですが、まだ春は体が暑さの準備ができていないため、油断は禁物です。

 

突然、寒い冬から暖かくなると、暑さに対応するための体温調節機能である「暑熱順化」ができていない状態となるそうです。
汗をかいて体を冷ます機能が不十分なため、熱中症になってしまうことがあるようです。
また、朝晩の寒暖差が大きいことも、熱中症にかかる原因になるといわれているそうです。

 

対応策として、
①基本の水分補給
のどが乾かなくても、こまめに水分をとるようにしましょう。
特にお年寄りの方は、汗を暑さやのどの渇きを感じにくい傾向があるため、注意が必要です。
②窓を開け換気やエアコンを室内でも熱中症になることがあります。
窓を開けて空気の入れ替えを行い、場合によってはエアコンを使うなど、室温が上がりすぎないように注意しましょう。

「注意して 春にも起こる 熱中症」
アイゼン、心の俳句…。

北知多フリモ(フリーペーパー) 5月号

愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 5月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。

15ページです。
今月号は2分の1サイズで掲載していますので、わかりやすいと思います。
お手にとってご覧くださいね。

アンガーマネジメント

「アンガーマネジメント」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
1970年代にアメリカで生まれた、怒りの感情と上手につきあうための心理トレーニングです。
怒りは自然な感情です。
自分の怒りとも相手の怒りとも上手に向き合っていくことが必要です。

 

今社会は政府主導で、多様化を進めようとしています。
多様化とは、年齢、性別、国籍などに関係なくさまざまな人が活躍できる社会のことです。
社会として多様化が進むことはとても歓迎できることですが、その変化についていくのが難しいと多くの人が無意識に感じているのではないでしょうか。
今は働き方改革という名の下に、どのように働いてもいい、自分の価値観で好きに働く働き方が推奨されるようになってきています。
つまり、自分の隣には自分とは違う価値観の人が働いているのが当たり前になるということです。

 

怒りの感情は、自分と価値観の違う場面に出合った時に生まれます。
社会で多様化が進むということは、自分と違う価値観に出会う場所が増えるということです。

 

アンガーマネジメントができるようになると自分と違う価値観、様々な価値観に対して寛容度が上がり、それらを受け入れることが容易にできるようになります。
そうなれば、あらゆる場所に自分とは違う価値観の人がいたとしても受け入れることができ、その人たちと仲良く居心地よくいられるようになります。
誰だって、自分のそばにいる人と仲良く過ごしたいと思っているでしょう。

 

怒りの連鎖を断ち切るためにも、アンガーマネジメントを学んでみてはいかがでしょうか。

怒らない体操 というものがあるようです。
ご参考までに。

 

「さまざまな 価値観考え 寛容に」
アイゼン、心の俳句…。

お墓のサブスク

先日、「ついにお墓もサブスクの時代」という特集をテレビで観ました。
「サブスク」というのは「サブスクリプション」の略で毎月定額料金を支払ってサービスを受けることです。

 

三重県にある仏具店では、お寺と共同開発した新しいサブスク型の供養サービス「偲墓(しぼ)」を提供開始したそうです。
終活という言葉が注目を集める昨今、お寺との関係を煩わしく感じたり、後継者がいないという事情からお墓を作らずに遺骨を自宅に安置する人が増えています。
しかし「故人の遺骨を手元に置いてあるけれど、そのまま置いておくと、ちゃんと供養できていない感覚になる」という声が多く、そこで考えられたのが「偲墓(しぼ)」という新しいお墓の形なのだそうです。

 

従来通りの墓を持つことに抵抗感をいだく遺族と、増える無縁墓に悩む寺院側と、墓が売れない墓石業者がタッグを組み、寺院の檀家でなくても墓を持てる墓のサブスクリプション。

 

最大の特徴は、従来のようにお寺との檀家契約を結ぶ必要はなく、自分で決めた期間だけお墓を持って供養を行うことができるという点だそうです。
契約期間中はお寺が供養からお墓の管理までを行ってくれるため、契約者は身軽に墓参りができます。
墓石の価格は従来型に比べて1/5程度と格段に抑えられており、後継者がいない方も利用がしやすく、解約時には追加料金なしで永代供養墓に遺骨を埋葬ができるそうです。

 

とはいえビジネスである以上、将来的に立ちいかなくなったりするリスクはゼロではありません。
家族の在り方が変化し夫婦や個人単位の墓を求めるニーズに合った取り組みです。
一方で経営主体などを見極め、自分に合ったサービスか熟慮する必要があります。
お墓のサブスクも納得した上で契約できればいいですが、お子さんなどお墓を引き継ぐ承継者がいる場合は、その考えや意見もしっかり聞いた上で慎重に判断すべきでしょう。

「ついにきた お墓もサブスク 定額制」
アイゼン、心の俳句…。

怒りの対応について

前回のブログ(「怒りの引き金」3月26日)について書きましたが、その対応法についてお話します。

 

認知症の人が攻撃的な言動をすると、介護者にも怒りが生じます。
まずは自分の気持ちを平静にすることです。
静かに、落ち着いて話すようにしましょう。
それでもカっときてしまうなら、数分間その場を離れ、深呼吸してください。

 

そのうえで、相手の怒りを抑えたり、
怒りの引き金を避けたりする対応をします。
事実ではないことを言われても否定せず、
「そうだね」
「つらかったね」
と言ってあげましょう。

 

してはいけないことを伝えるのではなく、してほしいことを明確にします。
例えば、
「台所にいってはダメ」
ではなく
「この椅子に座って」
と伝えます。

 

入浴や着替え、トイレなどの介助の場面では、焦らずに一つ一つ対応します。
認知症の人に同時に複数のことを伝えると、混乱させることがあるからです。
手伝う際は
「着替えますから手伝いますね」
と目的を伝えます。

 

普段やっていることの手順を変えてみるのも効果的です。
例えば、夕方に散歩で出かけた後に不機嫌になるなら、朝に散歩をするようにします。

 

気をそらすことも有効です。
「ちょっと外へ行きましょうか」
と散歩に誘ったり、おやつを食べたり、好きな音楽を流したり、手伝いを頼んだりするとよいでしょう。

 

会話では、相手の「過去」に焦点を当てるように心掛けます。
前夜にテレビを見た内容よりも、遠い記憶を思い出して話す方が本人にとって簡単で、ストレスが少ないことがよくあります。

 

怒りが生じるのは、認知症の人や介護者のせいではありません。
大切なのは、怒りをうまくコントロールしていくことです。
何が原因で、どんな工夫ができるのか、家族で一緒に考えてみてください。

「感情を 上手に誘導 してみよう」
アイゼン、心の俳句…。

怒りの引き金

認知症になると、感情のコントロールが難しくなるため、「怒り」が生じやすくなります。
理由もなく突然怒りだしたり、手を上げたりと攻撃的になり、そんな家族の姿に介護者は戸惑います。
介護を頑張っている人ほど、こうした「怒り」に激しく落胆し、無力感を抱きます。

 

認知症患者の攻撃性への対応は、認知症ケアにおける重要なポイントです。
患者の「怒りの引き金」を見つけることがまず必要だとされています。

 

怒りの「引き金」は日常の至るところに存在します。
分かってもらいたいことがうまく伝わらない時、介護者に強い口調で指示された時、たくさんの質問をされて混乱した時…。
睡眠不足の状態ではさらに生じやすくなりますし、物を盗まれる妄想など、精神症状が要因となる場合もあります。

 

そもそも認知症患者は、記憶障害によって自分の存在がわからなくなっています。
このため、彼らの感情は常に不安定だと思ってください。
そして、どんな場所、時間帯で、誰と何をしているときに怒りが出るのか、介護者は観察してみてください。

 

「怒りの引き金」が何か分かれば、怒りや攻撃性を抑えられるため、さまざまな対応を取ることができます。
患者を観察して「怒りの引き金」に気づいたら、介護スタッフや医師に相談してみてはどうでしょうか?

このお話は続きます…。
「観察し 怒りの引き金 見つけてみて」
アイゼン、心の俳句…。

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