STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

相手の見え方を理解する

認知症の親を介護している方の中には、

「何度言ったらわかってくれるの」

「周りは口を出すだけで介護の現状を分かっていない」

こうした言葉に心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

 

相手を「分かってあげる」ためには、自分の「レンズ」ではなく、相手のレンズで知ることが大切です。

 

自分がどこにいて、誰かもわからなくなっていく認知症の人は、どんなふうに家族や周りを見ているのでしょう。

睡眠もろくに取れずに認知症の介護を続ける方は、どんな思いで毎日を過ごしているのでしょうか…。

 

相手のレンズで世界を見るのは難しいことですが、自分のレンズとは違うと理解することが、互いを尊重し理解につながるのです。

分かるのではなく、分かってあげる、「理解を提供」するということです。

少なくとも理解しようとしている姿勢を維持していきたいものです。

「レンズかけ 相手の見え方 理解しよう」

アイゼン、心の俳句…。

AI介護

人工知能(AI)を使った機器を導入する動きが介護現場でも広がっています。

転倒防止のための歩行分析や施設での見守りを担わせ、高齢者の日常生活動作を向上させ、職員の負担を軽減することなどが狙いです。

人手不足を背景に国は介護ロボットや情報通信技術(ICT)の導入に前のめりのようですが、「導入で人を減らせるわけではない」などと抵抗感を示す事業所も多いようです。

 

厚生労働省はICTの活用などが進んだ施設で人員配置基準を緩和する方向で検討しています。

ですが、老人福祉施設の関係者で作る団体が、全国の特別養護老人ホームなどの施設長を対象に行った調査では、

「ICTで職員が減るのは本末転倒」

「介護は人間対人間、細やかな心配りが必要」

などの声が目立ったそうです。

 

介護現場にあるAIなどへの抵抗感について、医療系AIの開発などを手掛ける研究所は

「例えばベテラン介護職の技術や視点を伝授する人材育成のAIなら受け入れられるのでは?よりよい介護のため、AIは開発者と介護者が一緒に作るという意識を広げたい」

と話されているそうです。

「介護でも AI導入 広がりも」

アイゼン、心の俳句…。

遠慮なく避難所へ

先日、宮崎県で震度5弱の地震がありました。

南海トラフ地震の発生時期を早める可能性も指摘されています。

 

地震大国の日本では、大地震の時の認知症の状態、ケアの在り方、避難所生活の方法などが調査報告されています。

大地震発生時、「認知症の人自身は意外と冷静でパニックになることはないが、家族が避難やケアに困惑する」と言われています。

 

これまでの事例では、他の避難者の迷惑を考えて、避難所以外の場所で過ごした家族もあったとのことです。

 

国内では2007年の能登半島地震の際に初めて、認知症者が安心して避難できる福祉避難所が設置されました。

さらに2011年の東日本大震災での教訓を踏まえ、今では各市町村に認知症者が避難できる場所ができました。

が、まだまだ福祉避難所について十分には周知されていません。

 

認知症家族の皆さん、地震直後は遠慮することなく、まずは一般の避難所に避難してください。

その後、介護用品や車いすなどが用意されている福祉避難所に移ることができます。

 

ふだんから地震への備えをしておきましょう。

「災害時 遠慮をしないで 避難所へ」

アイゼン、心の俳句…。

北知多フリモ(フリーペーパー) 2025年1月号

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 1月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。

18ページです。

お気軽にお問合せくださいませ。

光について

光は気分や睡眠に影響を与えることがわかっています。

日中にたくさんの光を浴びると、頭の中にセロトニンが放出され、気分や活動性が高まります。

暗くなると、メラトニンが放出されて睡眠を促すようになります。

ただし、人は真っ暗になると不安を感じやすくなります。

そのために夜は真っ暗にするのではなく、常夜灯や薄暗い光がある方が寝やすいという人がいます。

 

認知症の人は常に不安を抱えています。

自分がどこにいるのか、今は何時なのかわからないのです。

病院や施設も照明で照らされていますが、夜になると明かりが消えます。

常夜灯のような小さな光がある方が安心することから、照明を工夫する老人ホームも出てきました。

太陽の光は日の出のオレンジ色から白色になり、日没時はオレンジ色に戻って、やがて消えていきます。

私たちの体内時計は、太陽の光の変化に合うようにできているのです。

今年のブログは今日で最後となります。

お付き合いを頂き、誠にありがとうございました。

皆様、良い年をお迎えください。

 

「寝室の 常夜灯で 安心感」

アイゼン、心の俳句…。

年末年始のお知らせ2024~25

年末年始のお休みを、下記の通り頂きます。

 

12月29日(日)~1月5日(日)

よろしくお願い申し上げます。

また、休み中でも電話やメールでの問い合わせをお受けしております。

返事が遅くなる場合もございますが、お気軽にご相談下さいませ。

北知多フリモ(フリーペーパー) 2024年12月号

愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 12月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。

12ページです。

お気軽にお問合せくださいませ。

嚥下食 家電で手軽に

食べ物をかんで、飲み込むことが難しい人のために柔らかくした嚥下食。

食材を長く煮たり、ミキサーでペースト状にしてから形成したりしてつくられることが多いですが、揚げ物など対応の難しい料理も手軽にかなえる調理家電があるそうです。

 

その調理家電は「デリソフター」。

柔らかくしたい食材や料理を専用の皿にのせ、炊飯器を一回り大きくした機器の中に、水200㎖と一緒に入れてスイッチを押だけ。

蒸気と圧力で、12~29分で食材を柔らかくできるそうです。

調理時間が短くなり、見た目もほぼ変わらないそうです。

 

一般的な嚥下食作りでは、通常より30~60分長く時間がかかることが多いそうです。

また、見た目が元の料理とかけ離れ、食感も損なわれるため、嫌がる人が多いようです。

しかしデリソフターだと、豆やキノコなど加工しにくい食材はあるものの、調理時間が短くなり、見た目もほぼ変わりません。

 

家族や周りの人と同じものを食べられることは、とてもうれしいことですね。

「同じ飯 囲む喜び 叶えます」

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老健、介護医療院(基本)

介護保険サービスの施設には特別養護老人ホーム(特養)のほかに、介護老人保健施設、介護療養型医療施設や介護医療院があります。

いずれも要介護1~5の人が入所できます。

介護老人保健施設(老健)はリハビリテーションに重点を置いた施設です。

けがや病気で入院し、退院後に自宅で暮らすためのリハビリを受けたり、在宅で暮らしていて一時的に入所を希望したりする場合に利用します。

こうした役割から、在宅復帰を支援する施設、または病院や自宅の中間的な施設と言われます。

日常的な介護や看護だけでなく、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった専門職によるリハビリを受けられます。

医師の指示を受け、階段の上り下りなどの訓練を行ったり、飲み込む機能が低下している人に口や喉の機能を高める体操などを行ったりします。

 

期間は3~6ヶ月が目安で、3ヶ月ごとに入所を続けることが必要かどうか検討されます。

自宅で暮らすのが難しく、特養などへの入所を希望する人の中には、一年ほど入所している人もいます。

 

造りと介護方法は特養と同様に、大人数の入所者を対象に介護する従来型と、少人数を生活単位といたユニット型に分かれます。

居室も個室と相部屋があります。

 

介護療養型医療施設と介護医療院は、病気などで長期療養の必要な人が、たんの吸引や胃に直接栄養を入れる胃ろうといった医療処置を受けられ、みとりにも対応しています。

介護医療院は、介護療養型に代わる施設として2018年にできました。

介護療養型医療施設は2024年3月で廃止されています。

「リハビリや 医療処置にも 対応だ」

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北知多フリモ(フリーペーパー) 24年11月号

愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 11月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。

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福祉用具レンタル(基本)

レンタルの対象となる用具は車いすや歩行器、取付工事がいらない手すりなどです。

業者が無料でお試しに応じている場合があるので、本格的に借りる前に使ってみてください。

要介護度が重くなったら、歩行器から車いすに変更することができます。

高さや背中の角度を電動で変えられる介護用ベッドも対象です。

ただし、要支援1,2と要介護1の人は原則、車いすや介護用ベッドを借りられません。

 

業者は貸出している用具を定期的に点検し、壊れたり不具合が生じたりすると修理します。

同じ用具でも、業者によって利用料は異なります。

厚生労働省は、用具を借りる際の全国の平均価格や上限額をホームページで公表しています。

 

購入費が支給されるのは、ポータブルトイレや入浴用のいすなどが対象です。

要介護に関係なく、単年度で10万円分まで。

所得に応じて1~3割を自己負担する必要があるので、支給額の上限は7万~9万になります。

 

用途や機能が同じ用具は、原則として1回しか対象になりません。

ただし、壊れたり介護度が高くなったりした場合など、特別な事情があれば認められることもあります。

 

用具をレンタルするには、ケアプランに盛り込まれなくてはなりません。

購入費の支給を受けるには、市町村の介護保険担当窓口への申請が必要です。

事前にケアマネージャーに相談しましょう。

「レンタルも ケアマネ相談 してみてね」

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訪問サービス(基本)

ヘルパーが自宅に訪問するサービスを「訪問介護」と言います。

食事や入浴、排せつ、着替えの際に介助してもらったり、掃除や洗濯、調理を行ってもらったりすることができます。

 

通院などで外出する際、医療機関への送迎を介助してくれる事業所もあります。

 

訪問介護は、利用者が自立した生活を送れるよう支援するもので、家事代行とは違います。

利用者以外の家族の食事の支度や、庭の草むしりといった利用者を直接支援しないことは対象外です。

 

看護師らが自宅にきて、健康観察や医療処置を行うのが「訪問看護」です。

主治医と連絡を取りながら病状を確認し、たんの吸入や床ずれの手当てをしたり、栄養を取るチューブを管理したりします。

 

ほかにも自宅で利用できるサービスはいろいろあります。

例えば、自宅での浴室で入浴するのが難しい場合には、事業所の職員が自宅に簡易浴槽を持ち運んで入浴を介助します。

体や髪を洗うだけでなく、入浴前後には血圧や体温を測るといった体調の確認も行います。

 

理学療法士や作業療法士、言語聴覚士に自宅に来てもらい、リハビリテーションを受けることもできます。

理学療法士らが医師の指示に基づき、運動や家事を行うための動作などを教えてくれます。

 

薬剤師に飲んでいる薬を確認してもらったり、歯科衛生士から歯磨きや入れ歯の洗浄について助言を受けたりすることも可能です。

「利用して 訪問介護や 看護にも」

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