STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

異変の楽観視

親に対して、都合の悪いことや異常なことがあっても、なかなか認めたくないものです。

 

例えば、
賞味期限切れの食品がたくさんある
「賞味期限なんか気にしない親だ」

 

他人から、あなたの親の歩き方が変わった?
「そんなふうにはみえない」

 

などです。

 

過小評価や否認をしてしまうことを「正常性バイアス」と呼ぶそうです。

 

正常性バイアスのために家族の異変に気付かないことは多く、けがや病気で入院したのをきっかけに認知症が見つかるケースも多いそうです。

 

認知症の発見に楽観は禁物です。
「母はまだ大丈夫」
「父は一人でなんでもできる」
と思っている子どもたちは、自らに正常性バイアスが入っていないか、点検してみてください。
配偶者や孫たちの意見を聞いてみましょう。

「気づいてよ 少しの異変 見守って」
アイゼン、心の俳句…。

介護や相続を話し合おう

認知症介護が終わると、相続の問題が生じることもあります。
介護に全く関わってこなかったのに、亡くなった後に法定相続分の取り分けを主張するというケースは少なくないそうです。

 

介護を頑張ってきた後の相続トラブルで、心が病む人もいるそうです。

 

法定相続では、相続人の意思が反映されません。
そこで、相続人全員で話し合い、分け方を決める手続きが遺産分割協議です。
ただ、家族内に葛藤があると、相続について穏やかに語ることは困難です。
特に介護は、特定の一人に負担が集中し、ほかの家族が遠ざかるようになるため、家族内で不公平感を広げてしまうのです。

 

認知症の親の介護は、子ども全員で担うのが理想です。
でも、親と相性が合わなかったり、遠方に住んでいたりして、関わることができない子どももいます。

 

介護が始まったら、なるべく早い段階で、介護の役割分担と、相続の問題について話し合うことが理想です。

「将来の 相続介護を 話し合い」
アイゼン、心の俳句…。

荷下ろしうつとは

人は緊張の中で頑張っているとき、周囲が心配するほど活動できるものです。
でも、その状態から解放されると、それまでの活動のペースが急激に変わり、
自らの役割が失われてしまったような感情が生じます。
こうした状態を「荷下ろしうつ」と呼ぶそうです。

 

「五月病」と呼ばれるうつ状態も、入社や入学の緊張がとれた五月の連休明けによく生じます。

 

新型コロナの感染拡大を防ぐための行動制限も、いつか終わりが来るでしょう。
でも、急に元の生活に戻すように焦って動いたり、頑張らなければいけないと気負ったりするのは、よくありません。

 

頑張りすぎることはストレスにつながり、その後の「荷下ろしうつ」のリスクを高めます。

 

新型コロナが落ち着き、自由に動けるようになった後こそ、うつに注意せねばなりません。

「解放後 荷下ろしうつに ご注意を」
アイゼン、心の俳句…。

必要な支援を明確に

新型コロナウィルスの影響で暮らしが大きく変わる中、孤立しがちな高齢者を地域でどう支えるかが課題になっています。
感染拡大を防ぐため、大勢で集まったり、自宅を訪ねたりが難しくなっているためです。

 

高齢者が集う公共施設などが閉鎖し家に閉じこもる日々が続いた影響は大きく、宣言解除後には足腰が弱り、玄関さえ出てこられない人もいます。
これまで以上に町内で密に支え合う仕組みが重要です。

 

東日本大震災後、「豊かさダイヤグラム」というものを考案したそうです。
健康や収入、家族、社会活動、趣味、友達の6つの項目ごとに充実度を5段階で評価するものです。

他にも、高齢者の情報を拾い上げて町内の地図に印をつけるという「支え合いマップ」を作成し地域の福祉委員会などが情報を共有できるようにしている所もあるようです。

 

「三密」を避けることが求められる今後は、身近なつながりが一層大切です。
自然な形で顔を合わせる機会がある近所だからこそできる支え合いがあると思います。

 

「日常の 充実感を 個々評価」
アイゼン、心の俳句…。

コロナ禍による影響は様々

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、在宅の要介護者を一時的に預かるデイサービス(通所介護)やショートステイ(短期入所)が休業したり、
利用者が通所を控えたりして、これまで通りの介護やリハビリを受けられず、要介護者の状態の悪化や家族の負担増が懸念されています。

 

高齢者が全く運動をせず安静にしていると筋力は3週間で半分ほどに衰え、戻すには3~5倍の時間がかかるそうです。

 

社会との交流が減り、高齢者が生きる気力も失ってしまうことが心配です。

デイサービスなどを休んでいる場合は1日20~30分散歩して筋力維持できるといいですが…現実はなかなか難しそうですね。

 

「コロナ禍で 症状悪化 負担増」
アイゼン、心の俳句…。

水中運動のススメ

プールの中で大股で歩いたり、足や腰のストレッチをおこなったり…。
足腰が弱る高齢者にとって、水中は浮力によって関節への体重の負荷が減るため、体が動かしやすく、転倒などで骨折する心配も少ないです。
水中運動は、高齢者にこそ向いており、リハビリとして取り入れている介護施設もあるようです。

 

【手軽にできる水中運動】をご紹介
①つま先から着地して歩く

つま先から着地するように意識すると、ふくらはぎの運動にもなる。

 

②ツイスト歩行

片足ずつ持ち上げた膝を、上体を横にひねりなが反対側の手で触って歩く。

 

③プールサイドにて

プールサイドを両手でつかみながら水中で両ひざを曲げ、プールの壁に足の裏を付けて無理のない範囲で徐々に膝を伸ばしていく。

 

④股関節の柔軟性を高める

片手をプールサイドに置いて片足で立ち、もう一方の足は膝を曲げて体に直角になる角度まで上げて大きく回す。

 

水中では血管が収縮して熱がにげにくくなるため、こまめに水分を取る事も必要です。
運動前も含めて体調には十分注意が必要です。

 

「水中で 浮力で軽く 負担減」
アイゼン、心の俳句…。

運動をゆっくり再開

9月になりました。

 

今年は新型コロナウィルスの影響で、子どもたちの運動不足が懸念されています。
私たち大人もそうです。
外出自粛やテレワークなどで、なかなか外にでられなかった分体力が低下した状態です。
このような状態で急激に体を動かすと、骨折などけがの原因にもなりかねません。

 

運動を1ヶ月休むと体力の回復には3ヶ月!
かかるといわれるそうです。

 

時間をかけて運動強度を上げ、身体を慣らすことが重要です。

 

まずは、ちょっとした体操や家の手伝いで体の土台となる足を鍛えてみてはいかがでしょうか。

 

遊び感覚でできる足指じゃんけんです。
足の指を「グーグー」「チョキチョキ」「パーパー」と広げたり縮めたりすれば、足裏の筋肉トレーニングになります。
足腰を強くするには、ぞうきんがけもいいそうです。

まだまだ残暑が残る9月。
熱中症にも気を付けなければいけません。

 

こまめな水分補給も併せてしましょうね。

医療・食事・運動で認知症を抑止

先日のブログ(8月25日)でご紹介したコグニサイズ。
コグニサイズ(運動)とともに、栄養指導・脳トレなどを複合的に組み合わせた新たなプログラムを国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)を中心とする研究チームが開発しました。

 

「認知症予備軍」の人の発症を遅らせることが期待されるプログラムです。

 

生活習慣病の管理をする医療機関と、認知症予防食品などの栄養指導や、脳トレの認知訓練を複合的に行います。

 

こうした複合的な予防プログラムの開発は、2015年にフィンランドの研究チームが世界で初めて効果を実証したそうですが、国内では例がないようです。

 

認知症は国民病となりつつあります。
根拠がはっきりしない予防法が横行しており、科学的根拠が確立するとともに社会的システムができることを期待します。

「認知症 医・食・運動 抑止する」
アイゼン、心の俳句…。

コグニサイズ

コグニサイズという言葉をご存知ですか?
国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語です。
英語のcognition(認知)とexercise(運動)を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)といいます。

 

脳トレと異なる点は、座ってじっくり頭を使う課題に取り組むことや体の一部を動かしながら考える課題を行うのではなく、全身を動かす運動と頭で考える課題とが組み合わさっていることです。

 

一人で家庭でもできる「コグニステップ」をご紹介します。

【STEP1】
1から順に数字を数えていきます。
3の倍数の時に手を叩くようにします。

 

【STEP2】
両足で立ち数字のカウントに合わせ、
①で右足を右側に踏み出し
②で右足を戻します。
今度は③で左足を左側に踏み出し、
④で戻します。
これを繰り返します。

【STEP3】
足のステップが4カウントで1サイクルになっているのに対し拍手は3カウントで1サイクルになっています。

 

まずはこのサイクルを10分間毎日繰り返すようにしてみてはいかがでしょうか。

 

「運動と 認知トレーニング 続けよう」
アイゼン、心の俳句…。(字余り…)

夏季休暇のお知らせ 2020

お客様各位 

誠に勝手ながら

8月13日(木)~16日(日)まで、
お休みを頂きます。

 

大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

 

また、休み中でも電話やメールでのお問合せをお受け致しております。
ご相談下さいませ。

新聞折込(8月8日)

8月8日(土)、知多半島一部地域に中日新聞の折込広告を入れさせて頂きました。
たくさんのお問合せを頂き、ありがとうございます。

お問合せの中で、「大体の料金はいくらですか?」とのご質問が多いようです。

 

費用は、部屋の広さや作業時間によっても変動します。
また、同じ部屋の広さでも料金が異なる場合は、処分したい家財の量や種類によって料金が変動するためです。

 

そのため、口頭でお応えできる費用は、あくまで概算・目安となります。

 

より具体的な費用・料金が知りたい場合、訪問見積りをされる方がおすすめです!!。

 

料金の決まり方は、
1荷物の量
2処分品の種類
3建物の状況
(建物の階層やエレベーターの有無、平屋かなど)
4オプションサービス
(家電の処分、家屋の解体など)
によって変わります。

 

自分の要望や作業して欲しい事に近い業者を選ぶ方が、作業もスムーズで費用もかからない可能性があります。

 

料金を安くするポイントとして
1できる範囲で事前に片付けておく
遺品整理の料金は処分する物の量が多いほど高くなります。
あらかじめ、できる範囲で処分しておくと費用をおさえられることができます。

 

良い業者を選ぶポイントとして
1遺品整理士が在籍しているか
2訪問見積もりに応じてくれるか
3不用品を適切に処分しているか
4対応が丁寧か
などがあげられます。

 

アイゼンでは、無料見積もりをさせて頂いておりますので、お気軽にお問合せ下さいね。

障害があっても

先日、神経難病のALSの女性に対する嘱託殺人がありました。
安楽死を求めることがあった一方で「少しでも長く良い状態で生きたい」と、生と死を見つめ続けた姿もあったといいます。

 

病状が進めば進むほど、死を思う時間が増えてしまうのかもしれません。

 

そんな中、愛知県東海市のある事業でALS患者が傾聴カウンセラーとして働き、高齢者の話を聞いて認知症予防につなげているという新聞記事をみました。

 

事業は、障害者が在宅で就労できるようにと工夫しています。

 

高齢者へのカウンセリングでは、テレビ電話で、若いころの話などを聞いて共感しながら、元気を引き出す回想法をしているそうです。

 

高齢者もカウンセラーとして働く側も「外にでられないことが多いけど、人と話ができると世界が広がり、繋がりができる」と楽しそうです。

障害があるから何も出来ないなんてありません。
社会には支援を受けて暮らす患者も多くいるのに、病状も知らない、介助をしたこともないのにイメージだけで語ると、その人は生きる意欲をなくしてしまいます。
行政を含めて、支援は十分に組むことができる、どんな状況でも「生きる選択ができる社会」にならなければなりません。

 

「生きたいと 思える環境 作ろうよ」
アイゼン、心の俳句…。

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