STAFF BLOG アイゼンのスタッフブログ

成年後見制度をもっと利用しやすく

認知症や知的障害などで判断力が不十分な人の意思決定を支援する成年後見制度

 

利用を促すため、国は自治体に、相談対応や後見人候補の調整などを担う「中核機関」を設置するよう求めているようでが、あまり進んでいないようです。

 

 

名古屋市北区にある中核機関では、拡充した機能の一つが、高齢の親や障害のある子の後見人を務める市民への支援だそうです。

 

また、対象者に適した後見人の候補者を検討、推薦する「受任調整」業務を新たに導入。

 

相談者とセンタ―職員が話し合い、親族ではなく、弁護士などの専門家が後見人にふさわしいと判断した場合は、専門職の団体と情報共有して候補者の推薦を受け、家裁に後見人選任を申し立てる際に伝えてもらいます。

 

 

中核機関の主な役割は

 

・広報

 

・住民からの相談の対応

 

・利用促進

 

・後見人の支援

 

です。

 

 

認知症の人は2020年時点で約600万人いると推計されますが、成年後見制度の利用者は同年末現在で約23万人にとどまっているそうです。

 

 

国は成年後見の利用促進に向けて、2022年度からの次期基本計画では、都道府県の役割を強化する方針のようです。

 

受任調整や後見人の支援を単独で行うのが難しい市町村があれば、都道府県も調整などに関わるように求めていくようです。

 

 

 

 

 

「課題増す 悩み対応 強化して

アイゼン、心の俳句・・・。

北知多フリモ(フリーペーパー) 23年3月号

愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 3月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。

 

 

 

 

 

 

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正しいおせっかい

認知症に限らず、高齢者に対してどこまで手伝うべきか、声を掛けるべきかは、家族によって認識が異なります。

 

 

確かにできることまで手や口を出してしまうと、高齢者の自立性を低下させることもあると思います。

 

そのため「おせっかい」はマイナスなイメージがつきまといます。

 

ただ、高齢者ができること、できないことに対する家族間の認識の違いは、高齢者との心理的距離にも影響されます。

 

心理的距離が離れていると、本来の状態が見逃される事も少なくないのです。

 

 

誰か関わる人がいなければ、高齢者の生活能力の低下も、孤独感や悲しみといった感情も伝わりません。

 

 

「あれ、大丈夫?」は、認知症の早期発見につながる合言葉です。

 

「正しいおせっかい」は、介護においてとても大切なことなのです。

 

 

 

 

 

「大切な 正しい言葉の おせっかい
アイゼン、心の俳句・・・。

呼び名を変えてみては?

私たちは家族を呼ぶ時、本人の名前ではなく「お父さん」「おばあさん」といった「呼称」をよく使います。

 

 

こうした家族への呼称には、相手や自分の役割を無意識のうちに想定する機能があり、時にストレスを引き起こします。

 

そして、呼称は介護する側、される側の関係性にも影響を与えます。

 

 

配偶者や親、義父母の介護には、どうしても長年の関係性が影響し、介護者が無意識のうちに自らの役割に縛られることがあります。

 

「嫁だから」「長男だから」といった意識を軽減するためにも、呼称を変えてみるのは一つのアイデアです!

 

 

長年使っていた呼称を変えるのは簡単ではないと思います。

 

「私は一人の認知症の高齢者である〇〇さんを介護している」と意識し、実際には口に出さなくても心の中で呼称を変えることはできるでしょう。

 

家族内での役割認識から距離を置くことができれば、一人の介護者として、気持ちを冷静に保つことにつながるかもしれませんね。

 

 

 

 

「呼称変え 気持ちも改革 伝わるね
アイゼン、心の俳句・・・。

介護者と一緒にいて

認知症の家族を介護している人の多くは「一番に困るのは、他人から口だけだされること」だそうです。

 

きょうだいや子供たちは、遠方にいたり、仕事が忙しかったりして、介護に参加できないのでしょう。

 

それでも連絡はしてきて、しばしばアドバイスもくれるでしょう。

 

しかし彼らの助言が役立つことはほとんどありません。

 

介護に参加していない人が一般論を話しても、介護者の参考になることは少ないからです。

 

毎日苦労している介護者にとって、そうしたアドバイスは「現状を知らない、ずれた意見」になることが多く、「分かってくれていない」という思いだけが生じ、介護者を傷つけてしまいます。

 

 

介護者が必要としているのは、きょうだいや子供たちの「言葉」ではなく、「存在」なのです。

 

一緒にいてくれている」という実感が欲しいのです。

 

 

 

 

「介護者と 一緒に存在 寄り添って」
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帰る徘徊とは

「帰る徘徊」と家族対応について興味深い記事を読みました。

 

 

「帰る徘徊」には、認知症の人と家族の体験のいずれかが関わっているそうです。

 

 

認知症の人はいろいろなことができなくなり、失敗が増えます。

 

家族とのコミュニケーションもうまくとれなくなり、不安でさみしく、やるせない気持ちを体験するようになります。

 

一方、認知症の人と接する家族は、以前の親や配偶者の姿に戻ってほしいと願い、失敗や物忘れを指摘したり、𠮟ったりすることが増えていきます。

 

家族との温かい会話が少なくなると、認知症の人は孤立感を深め、混乱するようになります。

 

 

その結果、認知症の人にとって、目の前にいる妻や夫、子どもたちは以前の「温かい家族」ではなくなり、「ここは自分の家ではない」と思うようになるようです。

 

家族との心のつながりが切れてしまい、以前の懐かしい家族の元へ帰ろうとして、徘徊が始まるというそうです。

 

 

認知症ケアに取り組むある精神科医は、認知症の人の失敗や物忘れを家族が指摘したり、叱ったりすることを減らせば、徘徊や暴言、幻覚など、多くの症状は軽快し、介護する人の負担が減ると説く方もいます。

 

 

認知症になっても、失敗を指摘したり叱ったりしないで、見守りたいですね。

 

 

 

 

「失敗を 叱らず優しく 見守って
アイゼン、心の俳句・・・。

夫婦の関係性が介護にも?

夫婦の関係性は、認知症介護にも影響を与えるようです。

 

 

一方が認知症になることで以前の関係性が崩れることになれば、強い葛藤が生じるでしょう。

 

逆に、夫婦がお互いに求め、長く続けてきた従来の関係性を変えることなく対応できるなら、葛藤は少ないかもしれません。

 

 

家族療法の考え方である精神分析の観点から、夫婦の関係性を4つに分類できるそうです。

 

 

①自己愛的関係

 

②世話焼きの関係

 

③支配と被支配の関係

 

④性的関係

 

 

どんな夫婦にも、こうした心理的な関係性があり、状況によって変化していくそうです。

 

 

傾向として夫婦が高齢化すると

 

②「世話焼きの関係」と

 

③「支配・被支配の関係」が

 

強まるようです。

 

老いとともに配偶者への依存が高まり、あれこれと命令したり、逆に世話を焼いたりするからです。

 

 

お互いの性格や夫婦の関係を思い出し穏やかに介護していけるといいですね。

 

 

 

 

 

「関係が 介護に影響 与えていく
アイゼン、心の俳句・・・。

北知多フリモ(フリーペーパー) 23年1月号

愛知県東海市・大府市・知多郡東浦町に地域みっちゃく生活情報誌として各家庭に配布される地域密着型のタウン情報誌「北知多フリモ 1月号」にアイゼンの広告を、掲載させて頂いています。

 

 

 

 

 

 

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お気軽にお問合せくださいませ。

本年もよろしくお願いします 2023

明けましておめでとうございます。

 

本日から仕事はじめです。

 

 

年末は、コロナ規制が大幅に緩和されたため友人と3年ぶりの忘年会をしました。

 

久しぶりに会う友達と、会話もお酒もすすみました。

 

そして年始には買い物へ。

 

福袋を買いましたよ~。

 

 

さて、今年の目標は、プライベートは「健康第一」仕事は「地域や企業様から、さらにご依頼を頂けるようにする」です。

 

 

安心してご用命頂けるよう、より一層努力します。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

年末年始のお知らせ2022~23

今年はクリスマスが土日ですね。
今日明日はご馳走を用意して、子ども達と楽しく過ごしたいと思います。

 

さて、年末年始のお休みを、下記の通り頂きます。
12月30日(金)~1月4日(水)
よろしくお願い申し上げます。

また、休み中でも電話やメールでの問い合わせをお受けしております。
返事が遅くなる場合もございますが、お気軽にご相談下さいませ。

回想フォン

前回のブログで少しふれた「回想法」。
高齢者が昔を思い出すことで、認知機能の維持につながるとされる心理療法のことです。

 

障がい者がカウンセラーを務め、自宅からビデオ通話で介護施設の入所者と会話する取り組みが、新聞に紹介されていました。

 

このビデオ通話の仕組みは、「寝たきり社長の上を向いて」の佐藤仙務(ヒサム)さんが考案した独自のサービス「回想フォン」です。
佐藤さんは、障がい者が障がい者の話を聞くピアカウンセリングを8年ほど前に始めたのがきっかけだそうです。
回想フォンでカウンセラーとなる障がい者らは、養成講座を受け「オンラインピアカウンセラー」を取得。
愛知県では4つの介護施設と契約して働いているそうです。
利用者は楽しんでやっている様子です。
コロナ禍の中では外出や面会が制限され、外とつながる貴重なツールです。

 

最近の記憶の保持が難しい認知症ですが、昔の記憶は比較的保たれています。
回想法による会話で脳が活性化し、精神的な安定や症状の進行予防も期待できます。

「花咲かす 昔ばなしで 盛り上がる」
アイゼン、心の俳句…。

元気脳を作ろう

45~65歳の中年期の認知症リスク要因として挙げられているのは高血圧・肥満・難聴だそうです。
高血圧の状態が続くと、血管が硬くなる動脈硬化が進行しやすいようです。
その結果、脳梗塞や脳出血を引き起こすと「血管性認知症」の原因になりやすいといわれています。
一方、認知症全体の6割以上を占める「アルツハイマー型認知症」の原因は、タンパク質「アミロイドβ」です。
脳内に蓄積されたアミロイドβが神経細胞を破壊することで引き起こされます。
アルツハイマー型の患者は高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣病を合併している例が多いそうです。

 

また、難聴は人の話やテレビなどの声が聞こえにくくなり、脳に入る情報が減ることの影響が大きいと考えられているそうです。
早めに補聴器をつけ、頭を使って考えることが欠かせないようです。

 

65歳以上の晩年期は、喫煙・うつ・運動不足・社会的孤立・糖尿病の五つが認知症のリスク要因といわれているそうです。

 

他人と会話をすることはとても重要で、その際に取り入れるといいのが、「回想法」です。
記憶を引き出す古い写真や使っていた道具、思い出の品などを見ながら話しをします。

 

高齢者は今のことは忘れがちですが、昔のことはよく覚えています。
昔のことを思い出しながら楽しく会話すると感情や理性、記憶をつかさどる脳の前頭前野の血流が増えるという研究もあるといいます。

 

筋肉と同じで、頭も鍛えないと衰えてしまいます。
楽しく生きるもとになる元気脳を作っていきましょう。

「夢希望 楽しく生きる 元気脳」
アイゼン、心の俳句…。

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