愚痴ばかり行ってすみません、と、愚痴に罪悪感を持つ人がいます。
日本人はあまり愚痴を言わないといわれてきました。
また女性に比べて、男性は愚痴を言わない傾向も指摘されています。
しかし、認知症介護者においては、愚痴を言い、介護ストレスを聞いてもらうことはとても大切です。
これまで話を聞いてくれてた配偶者や親が認知症になると、自分の不満やストレスを言う相手がいなくなります。
家庭内で確執や心理的距離があると、認知症介護者は孤立してきます。
共感を持って耳を傾ける「積極的傾聴」をしてくれる相手に対すると、感情の安定やストレス解消の効果があることがわかってきています。
聞き手が自分に共感的と認識すると、脳内の「腹側線条体」と呼ばれる領域の神経活動が増強され、「報酬」として処理されることが研究結果としてあるそうです。
また、右前頭皮質が活性化され、肯定的な感情をもたらすと報告されています。
今の時代、介護ストレスの聞き手は家族以外にも大勢います。
積極的傾聴の研修を受けている専門家も増えてきました。
身近なケアマネージャー、訪問看護師、介護スタッフでもいいし、電話相談を活用するのもいいと思います。

「見つけてね 愚痴を言える 相談者」
アイゼン、心の俳句・・・。
